この世への皮肉

世界を汚していく人間、この世への皮肉に感じた。壊れていく世界は、龍などの幻想生物として見える形で朽ちていく。それを嫌う主人公の視線は、読者の視線と重なって、理解できるところもできないところも含めて主人公という人格が見えてくる。

皮肉だと思います。美しい皮肉です。

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