06-ゼロ

@S_H06

第1話



6月という季節は、私の心を黒く塗りつぶすには、十分すぎる条件で、私は毎年この時期に、雨と一緒に涙が降る。


単に憂鬱だったり、新たしい環境に慣れられなかったり、居場所がなくなったり。

たまに、あの時を思い出したり。


この、少しジメッとした空気と、空の仄暗さは、毎年、毎年やってくる。


その度に、必ず、思い出すことは一つ。



「________」



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