エルフ族の脳!? ボルモンク博士は相変わらず恐ろしい実験やってますね。それに海底クリーチャーも作っていたということですか?
イムニカちゃん、あの船にいますね。エルスはどうやって助けに行くんだろう。楽しみです。
そしてゲルセイルの「ナニモノ」というのは、今の状態がエルスとは対照的であるため、もしかして自分がどうあるべきかとか、考えてる状態なのでしょうか。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
ゲルセイルもですが、ゼニファーにもなにやら思うところがあるようですね。彼らも少し立ち位置さえ違っていれば、別の「者」になれていたかもしれません。この船が波間を揺蕩っているのと同様に、船内では様々な思惑が揺れ動いているようです。そんな船の名前が「均衡」を意味するというのも、なんとも皮肉ですね。いえ、考えようによっては、相応しくもあるのですが。
おそらくは、マーカスが見た「首だけのエルフ」が「それ」なのでしょう。どういう状態なのか、あまり想像したくないですね。そして、クリーチャーは海底仕様というよりも、単に海に投棄しただけのような気もします。ああなってしまうと、すでに呼吸は必要としないようですね。
いまのところ、エルスはボルモンクたちの居場所には一切気づいていないようですので、今後の展開は彼らの行動次第といったところになるのでしょう。もちろん、この章の結末は私がしっかり考えておりますので、そこはご安心くださいね。いつもお読みいただき、ありがとうございます。
物凄く今更なんですけど、アイエルにオーウェル、そしてディークス…あちら(ネタバレしてしまうのも何なので敢えてぼかします)をふわりと香らせるこの名前、アミュレットの意味が分かる前と後だと、やはり違った印象ですよね。
名前だけでさえこの変化やんです、人物像なら尚更変わって見えてしまうところが本当に面白いんですよ。実際、私はアイエルが数話前からちょっと怖いです(汗笑)
それはそれとして、ゲルセイル。かのパーティーでは結構好きな人物なんですけど、訳も分からないまま今を迎え、挙げ句に自身が何者か分からない…これ、かなり苦しいと思うんです。いつもの粗野でちょっと愉快な彼に戻れる日は来るんでしょうか…。
作者からの返信
名前が一種のセンサーと化しておりますね。例外といえば「カレン」くらいでしょうか。彼女はかつてのミルポルたちのように、出身が違っているのかもしれません。――それとも、もう一人の「例外」と同じ理由だったのか。しかしながら、そのケースだと決定的な「なにか」が足りていなかったのだろうと思われます。
アイエルは元々怖いキャラとして描いていたので、そう仰っていただけて嬉しいです。彼女の恐ろしさが最初に垣間見えるのは、第2章の第22話あたりでしょうか。じつは初登場の際から、あの子だけは「一つの目的」だけを見据えて、虎視眈々と機会を伺っておりました。ゲルセイルはいろいろな意味で、彼女に上手く利用されておりましたね。
そんなゲルセイルも、破滅への道へと踏み出そうとしておりますが……。いったいどうなるんでしょうね。彼のこれまでの軌跡を信じることといたしましょう。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。嬉しいコメントも頂戴でき、非常に励みになっております。いつも堅苦しい言い回しで恐縮ですが、重ねてお礼申しあげます。