ヒューマンノスタルジー香る学校の怪談

ある日突然、五年一組の教室に起こり始めた怪異。
生徒たちに直接の危害はないけれど、不可思議な現象が立て続けに起こるので、とうとう学級で問題提起されることに……

犯人は誰なのか。
先生は受け持つ生徒たちに道徳を説くけれど、誰も犯人とは名乗りでない。

よくある学級トラブルかと思いきや、話はだんだんカルトな方向に逸れていき……?

主人公とそのクラスメイトたちの生き生きとした子どもらしいやり取りの間に、そっと挟まるヒヤリとする怪奇現象。

先生世代と生徒たちとの間につながる、細く長い奇妙な縁にホロリとさせられます。
ヒューマニズムとノスタルジーが香る、優しい学校の怪談です。

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