盛る

 とりとめもなく


 最近某ライトノベルを読んでいて、スープを「盛る」の? と首をかしげたのですよね。

 スープは「よそう」のではないか? と、調べてみました。

 個人的に、「盛る」のはご飯とか固形の食べ物、「注ぐ」のはお茶とかのイメージだったんですよね。

 盛る。スープでも具が多いのならありだそうで。と、なると、コンソメスープだと「よそう」または「注ぐ」となるのかなぁ。でもやっぱり、個人的に「スープを注ぐ」は違和感があるね。なんとなくですが、ポットとかから注ぐって感じ。

 そういえば「つぐ」というのもありましたね。ただ、こちらはわたしにとって日常的な口語な印象が強いんですよね。それも、けっこう万能型。ご飯でもおかずでもなんにでも使える便利な単語。「でも」が多いなこの文。ーーー普通に家族間でも使ってしまってますよね。

 尤も。わたしが自作で食事風景を滅多に書かないからかもしれない。

 仮にわたしが文中で使う場合ーーーですが。

 スープのよそわれた深皿。

 目移りしそうなほどにさまざまなおかずがもられた皿。

 ポットから注がれる芳しい茶。

 ーーー「ごはんをついで」と、台所から母の声。

 こんな感じで使い分けてるかな。

 ま、あくまでわたし限定ですけどね。


 ずーっと喉に刺さった小骨だった「立ち振る舞い」。この間しらべたら、「立ち居振る舞い」と両方ありだそうで。ただなんとなく、間に「居」があるほうがリズムとして収まりがいい気がする。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る