第61話 七月三日

「♪ハッピバースデートウユー、ハッピバースデートウユー、ハッピバースデーディア朝ー。ハッピバースデートウユー。いえええええええええええ」

「ふぅー。ありがとう」

「何歳になったの?」

「じゅうにさい・・・・・・?」

「六歳でしょ」

「えー、でもまいとしにかいいわれるからあってるんじゃないの?」

「うーん、気づいてしまったかボウズ。その秘密に・・・・・・」

「なにそれ、なにかあるならおしえてよ」

「えー、そうねー、もう小学生だもんね。・・・・・・うん、分かった、教えたげる。でも話すには長いからこれ読みなさい」

「えー、なにこのぶあついほん。『あさが来る前に』?きいたことないや」

「そうでしょうね。だって売ってないもの」

「えー、なんでうってないの、なんで、どうして?」

「読めばわかるわよ。

きっと」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

あさが来るまでに 青山 未 @Aoyamahituzi0

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ