910inc編ⅣTHELASTOFARISESYMPHONY後編

 2060年10月14日

 貞方怜那はクローンであったが戦死。本体は大正8年(1919)に死亡し大分県の菩提寺に眠ってる。

 丹羽一臣の底知れない強さに釈迦と蛇足は諦めない最後の戦場だ。

「伝説のLEGENDDES俺だ。STREETだろうがぁSTREAMERだろうがぁ、今この場を一任されてるのは俺だ!?都庁を背に死ぬ覚悟はできてる」

「ソイツは同感だ。ネックレスの継承して時代は変わって変遷してきた。老害の俺だけど人生80年生きてNEWなZで死ぬ覚悟はできてる。親父は天月。母ちゃんは湊あくあ。生をかえて結城さくなだ!?俺はこの2人の落胤。さぁ、人生の終幕、ぶっこんで逝きましょうや!?」

 丹羽一臣は第Ⅳ魔法の要を見せる。さすがはジェラフバルト卿の右腕。

「無駄だ」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」

 蛇足は立ち上がって武器を切り替えて太刀を一振りして、丹羽一臣は片手で受け止める。そのころボドカは覚悟は決めてる。この籠城も限界が近い。

 外を見ると沈み切った東京に都庁だけが浮かんでいる。

「やっぱりと同じだ。僕は友の為に戦う」

「聞こえるか!?今、戦ってる兵に告ぐっ!?」

 ボドカはついにその甲冑に眼を瞑る。動き出す指針は動いた。

 ボドカは戦局の判断を委ねるのにこれらの戦局に手を打つ。土井凜が階段を下って都庁の玄関で丹羽一臣の異変を察した。

(事前の調査で分かったことはは明治18年(1885)~令和8年(2026)に死亡している。今、目の前にいる丹羽一臣の名を騙ってるのが誰か?ヴァチカンの機密重要文書のハッキングでコード解析してイングランド・スコットランドで長年の調査と研究でようやく掴んだ。龍の灯。龍の目覚め。龍の覚醒。白霊龍アルビオンの遺骸の真下には眠っていたのさ。ジェラフバルト卿と友と呼ぶには違和感が胸を刺した。コイツは確たる証拠だ・・・・さて、龍相手となると難儀だ。生存率も低い。とにかく明るい凜で穿いや、まぁもう60近いBBAを酷使することはマジで頭に糖分が足らない)

 土井凜が丹羽一臣に龍属性をエンチャントさせた魔弾を撃ち込むと反応を示した。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

「ホラ、見たでしょ?」

「龍には龍と効くね。ガチ効く・・・・」

「正体現したら?」

「・・・・・・・・・・ハァ」

 この夥しい気を失うレベルの覇気と魔力。そして生態系の頂点に君臨して神を超える神の頂点に降り立つ者。

 白き熾天の龍の灯がこの世界をすべてを焼き尽くす。

それがお前の正体か!?」

「そうだとも」

 凜は燃える龍の御霊を第Ⅺ魔法に定理実証させた。白い龍の伝説は文献でしか記述されていない。凜は黒髪であった時代から白髪の長髪で自身が生み出した魔法の詠唱はカットしてル・シアの動きを観察した。

と波長が合って共鳴反応を起こした。身体を失い御霊となった彷徨う俺に丹羽一臣は契約した。故あって俺はこの時代に誕生した訳だ」

 ル・シアの白き鎖の焔が凜を襲う。

 抑えきれないこの衝動に凜は立ち向かった。この状態での生存確率0.0.0.5%と出ている。

神喰GODSEATER・天使いお《サングリアルレートヴェルト・シュヴァルツ》」

 全範囲の焼き尽くす灼の白き熾の焔と鎖による範囲マップ攻撃で即死級の避けようがない。これが頂点に君臨する白い龍の咆哮。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」

 THETIMES。凜は吐血して片腕が鎖の一撃で腕が飛んで行った。

護龍鎖刃アルシェベルド星死落穿顎レベェリュート・パダディーゾ・デ・サンタ・コチェッアーノ

 ル・シアの猛攻。凜は塵と化す勇気の切断が東京の姿にル・シアこそジェラフバルト卿に挑む前に立ちはだかる。

(チッ読み外しかよ。こうなったら文句言ってられねぇ状況だな。最悪なのはこの破壊と再生による急速な事象異常だ。打つ手も打つ手ときたか。全くBBAの扱いになってられねぇや)

 凜はこの状況に。ル・シアに向かう姿勢。それは奇跡の手段。一か八かの賭け。凜がエイボン書とジェラフバルト書同時解析と本来第Ⅶの魔法でしかエーテルは構成できなかったがⅫの到達域に達した。

 ≪Il magico percorso della creazione che collega le stelle, unendo il cielo e la terra. La corona torna al Re del Crocevia. La magia che si creò fu un miracolo, un mito della creazione ai margini della galassia retrograda. Il dono della gratitudine per aver collegato questo mondo è nelle tue mani. La fonte della mia vita, ora è l'inizio della nostra infinita L'origine di Ⅻ è il Cuore di Aegies. Cuore di leone. I Cavalieri della Croce nel Deserto attraversano il Ponte dell'Arcobaleno. <Testamento del XII> L'ottava e la decima locanda del cielo sono aperte. Il re dei proiettili demoniaci è diventato il mio inferno.≫

 凜はこれが魔法の終幕。引き際だ。自らのあらゆるエーテルを引き換えにル・シアを飲み込み。

「オーバーすぎるだろうがぁ!?」

「なんだ…とぉ!?」

 ル・シアの霊龍の部分だけをエーテル変換して凜の足搔きだ。ボドカが馬に跨って剣を振りル・シアを斬りつけるがル・シアには意味がなかった。

「全員!?全員!?END」

 2060年10月16日都庁を中心と東京の中心から世界の軸が完全に崩壊して地軸の逆が始まった。

 ボドカは崩壊する崩れかけの都庁を馬でかけて、ほかの兵も崩れかけでル・シアは白と黒の大翼を広げた。

「YUYUTA!持ち場がアブねぇぞ!?」

「オーイシさん!?」

 ♪Let's have sex!♪

 作詞作曲MASAYOSHIOOISHI編曲YUYUTAVo.MASAYOSHIOOISHI

 Let's have sex!Let's have sex!Let's have sex!Let's have sex!

(Let's increase your desire for life! Let's have sex, and make your opponent cum quickly with GO Rush.)

 Are you prepared to die? Do you feel the meaning of being born? You are born and you die, the right to choose is the answer that exists in this vast universe from the moment you are born.

(Only with death can there be hope and despair. With a GO Rush combo, you can release your fateful ejaculation deep into the womb!)

 You are a special kind of human being! Weak, what is justice? Is the hatred born of evil the sin of human beings being born?

(Our bodies overlap as the three concertos beat! Our hearts burn! What does our treasure mean?) 

 The meaning of our bodies overlapping is that original sin is the inheritance of genes from the Lord's protection

(What is the heartbeat that pierces the world and moves it? What is the heartbeat of life? When we know the meaning, our hearts come together)

 MASAYOSHIOOISHIはこの最期の曲のサビだけを歌い、崩れ逝く都庁を背にル・シアと戦う。ル・シアはジェラフバルト卿の右腕の存在。

「誇りや責任ってもんが俺にはある!?」

「無駄話は止せ」

 ル・シアはその猛威に耐え切れるのはボドカはラストサムライの意地を見せる。

 ボドカは土井純一氏から生前に託されたティルフィングとレーヴァンテインを手にル・シアとの決着にMASAYOSHIOOISHIが時間を稼いでる内に残りの兵がル・シアの首を討ち取ろうと先陣を切ったのは元東京都知事にしてKICCKESの初代総長の横山緑のアカウントBAN即ち生命線の命を殺す神を殺し、対吸血鬼の決戦魔術兵装の直で死を読み取り、刈り取る長刀の奥義がル・シアを刺す。

「原唯式・佐野唯我死告天使DETHHEVUNSうちゃん」

 それは横山緑の眼がこの世界における魔術師の世界では魔眼と呼ばれるがその眼は神を殺し吸血鬼を狩る眼。普段から目つきが悪くて黒マスクをしているがこの時は素顔を出して万華鏡のように青く透き通る真紅の焔が灯された眼でル・シアの命を斬った。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」

 横山緑の一撃で怯んだのか対象がダウンしたのがチャンスだ。

 MASAYOSHIOOISHIが黒コートが靡いて人生の終わりに一服アイコスを吸い、ギターが太刀としてその一振りを構える。

 ル・シアは負傷したのか右腕を抑えてそして歯を食いしばって動かないままだ。ル・シアの動向にもチャンスが生まれる。

(YUYUUTA・MASAYOSHIOOISHIとしても最高な人生を送れたさぁ。崩れ逝く東京を背にこの場を任せられた以上未来に繋げられるよなぁ!?MURASHUGAMINGあとは頼んだぜ。アカデミキラーで終わるような弱小ゲーミングじゃねぇよなぁ!?俺は信じてる。純ちゃん、純ちゃん、俺はこの命と引き換えてでもル・シアの首を討ち取る。)

 ル・シアは白い焔が全体に拡散して歩みだす。

「この僕にね。参ったよぉ、マイッチングニまいっちゃったぜよぁ!?」

 ボドカの二振りの剣がル・シアを斬るが、強力な血界で手も足も出ない。

「・・・・・終わるのか?」

「ジェラフバルト卿と同時代に生きた人間だからね、どうだろう?」

「原佐野唯我式・赤猫直垢死天レッドキャット・アカウントバン

 横山緑の直垢を消すその生命線を斬る太刀ですら効かない。

「全員、消えてもらおうか?」

「避けろぁ!?」

 釈迦がその弾丸を撃ち込むと蛇足のギターで応戦するが、ル・シアはその攻撃を蛇足はネックレスを掴んでその眼は・・・・輝きは消えなかった。

 2060年10月18日

 この地には一切遺らなかった。

 MURASHUGAMINGACADEMY

 VOLTROOMES内に拠点を作りMURASHUGAMINGには希望が遺された。

 バトラはくるるの帰りを待っていた。

 現在バトラは代理オーナーとしてバトラはル・シアとの攻防にボドカは最後の総大将として甲冑には罅が入って剣が折れていた。

「まだまだぁ」

「・・・・・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

 蛇足は蘇生リザレクションされてのこれが生の終わり。ル・シアの覚醒には蛇足と釈迦も応戦するも絶望であった。

 断罪の弾丸アルセーヌ!!!

 黒コートを着たアイコスを吸いながら帽子をかぶってサンダル姿の関優太がまさかの登場だ。

「トリックスターは後釜でしょ?冒険でしょでしょ?心がハレ晴れ馬場愉快じゃねぇつてことは知ってる。けどなぁ、釈迦さんと蛇足のジジィは下がってきなさいよ」

 関優太は第5次の参加者。全身黒に包まれたシックなスタイルで黒コートが風になびいて2振りの巨大な大剣が時代のトリックスター。

「荒手の者か?」

「おうよ、トリックスターだからなぁ、まぁ・・MURASHUGAMINGが解散されちまってMURASHUGAMINGACADEMYで再編成にVOLTROOMESの遺志を紡いでる。貞方怜那の戦死、YAGOOの戦死、王覇山舞鈴の戦死、あとは多くの若手の選手が戦死した死体の山の上に俺は立ってる」

 関優太はル・シアを見詰めた。

 ル・シアの至高天エンピレオを目指すあのジェラフバルト卿の右腕。関優太は弾丸を装填して・・・・英雄ダイン・ヴェスタニエの再来。

 ジェラフバルト卿の真名マルドゥーク・ファンス・エヴァンス・ジュリア・ヴェスタニエはヴェスタニエ宗家の人物だが歴史からはその名が消されて正式な記録はルヴィア・ヴェスタニエがヴェスタニエ初代人物でダイン・ヴェスタニエはルヴィアから数えてⅦ代目。

「偽善の護鎖刃ルートシュヴェルト・アレチェッスパーノ

「無意味だ」

 弾かれる。カウンターされる。ル・シアはやはり倒れない。

「やれやれ、コ”レ”コ”レ”だなぁ!?」

「何発も撃ち込んでも無駄だ」

「・・・・・・・」

 横山緑の負傷した黒マスクは剝がされてハゲた78のジジィに手はもう使えない。ボドカは騎乗して槍を手に突き進むが、ジェラフバルト卿の依り代となってるけんきがご来光ともに現れてこの東京が混沌の中心となった。

「ル・シア?もう下がってもいいだろう。ジェラフバルトからだ。これ以上の血は無用。人類は隷属される運命を自らが示しをつかないと絶滅する。」

「はっ、我がマスターの命なら従います」

「け”ん”き”ィ”ッ!?人類の悪を束ねるようになったか?」

「関君、申し訳ない。僕はそうだね。9割をジェラフバルトに提供共有してる。仕方ないさ。」

「MURASHUGAMINGの解散、MURASHUGAMINGACADEMYに再編成。俺は土井純一の遺志を継いでる」

 気合いだ!気合いだ!気合いだ!気合いだ!この状況では関優太も場が悪い。全身黒の法衣を着てその腕は死神の腕。

「僕は死。死を呼ぶあっち側の人間だよ?まぁ送る方も悪くはないね」

 関優太はトリックスターとして諦めない姿勢で剣を握る。

 けんき≠ジェラフバルト卿はすべてのVtuber・V豚・AIの魂を肌に感じていた。人類を支配して新たな生産性と価値観を育むVtuber・V豚・AIという呪いをこの時代において解いた。解放したというのか?人類をあるべき姿になる。

 関優太は目覚めるは嵐の腕。第5次指輪戦争エンゲージリングは20世紀戦争の歴史で記されるぐらい壮絶であった。

「関君?それにボドカ?僕の首を討ち取りたいのか?」

「あったりめぇだろうがぁ!?」

 3人は決意をあらわにした。けんきは溜息を吐く。

(人類は行き止まりの過程を自らが示した。この結果はどうであれ。僕は僕としてだな。人類の衰退はVtuber・V豚・AIに委ねられた。その方が新人類の継承にふさわしい。僕の身体の意識はハッキリとしてるが、ジェラフバルト卿の身体は酷くも露い。BC1200000からその身体は限界を超えていた。さて)

 けんきは黒い法衣を着てル・シアは戻ろうとする。

「結果は見えてる。君たち、死ぬんだ」

「やすやすと引き下がるかよなぁ!?」

 釈迦だ。釈迦は右手を抑え込みつつル・シアは予想もよらない展開だ。

 釈迦の剣がル・シアを刺す。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

「逆の切り札勝負ってもんよ」

 釈迦はもうボロボロで全身が擦切っていた。ル・シアを追い込んだ。

 ル・シアに異変が今まで痛みですらも感じなかったがこの痛みなんだ?

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

「ル・シアがここまで痛むとは?どうしたものかい?」

「・・・・・・・」

 釈迦は力尽きた。ル・シアが負傷してこの遺ったメンバーの指揮はボドカが引き続き執っていくのと日が過ぎて20日となった現在。

 バトラが現場に駆け付けた。星川サラに連れられくるるも同行だ。

 天澄セナは世界的有名な科学者にして万能の天才。

超軍事的強行作戦バスター・オーディル・コール発令ですか」

 バトラはその責めを負うこととなった。くるるは無言であった。

 星川サラは聖剣の選定を終えて帰還してきた。先の戦で損害した聖剣の修理には星川サラがいまさら顔を出したのは聖剣が13本完全に修理したためだ。

 くるるはこの惨状に胸を打った模様だ。

「おい、これどういう状況だって聞いてるんだよ」

「俺が責を負う。覚醒ル・シアに手が出ない」

「だろうなぁ」

 星川はこの被害にため息を混じりつつも覚悟の決意を固めた。

(最悪なケースは対処しようがない。この最悪を打開するにはこうだ。メルヘンじゃねぇよ。私はこの魔力維持で姿を見せるのはある程度の範囲内ととらえよう)

 変わり果てた東京の跡地にここが眠らない東京の果てなのか。今は東京遺跡だ。遺跡は海に沈み夢の終わり。ここが岩礁に遺構として当時の東京の姿は沈み僅かながらの風景が残っていた。

 ジェラフバルト卿の肉体と意識の9割はけんきを依り代にしてる。神霊そのものを憑依してる感じだ。けんきは黒の法衣を着て手が震えが収まらなかった。

「無駄と判断するのが正解だ」

?僕は。実家暮らしも悪くはない。喰らえ!2の刃!!!」

 ジェラフバルト卿の意識下におけるけんきがエネルギー粒子を圧縮してる。

 2060年10月20日東京遺跡

 覚醒ル・シアに苦しむ。ボドカは総大将に屈してメンバーの大崩壊。もはや暗黒でしか過ぎない。

 ZIPPでタバコを吸いながらおおえのたかゆきは白髪で銃剣を構えた。

 至高天エンピレオの門が開かれた。10の天がこの空虚の遺跡と化した東京を見上げる。

「我がジェラフバルト卿、天の道が開かれた。帰るぞ」

「そうだね。余興を楽しませてもらったよ」

「待て!」

 横山緑とボドカが采配を振った。ル・シアにとってもこれは時間の問題だ。

「ル・シア。許可する」

「はい」

 ジェラフバルト卿の意識だ。ル・シアの魔法はジェラフバルト卿が生み出した原初の魔法。

「僕は還らせてもらう」

「人よ、その罪は天に還せ」

 第ⅩⅢ魔法の原初は人の罪が7つまでありル・シアのこの魔法により今と至る。

 2060年10月20日

 MURASHUGAMING跡MURASHUGAMINGACADEMY区域・大聖堂

 この戦いで戦死した人の棺に遺骨と骨壺が並べられた。

 ジェラフバルト卿との戦いが目前の中、くるるは大聖堂の地下にいた。

 星川サラが車椅子で杖をついてるまふまふが咳き込んでるがなぜか?星川サラが車椅子を押しているかというとこの大聖堂の地下が最大の機密である。

 年老いて痩せ細ってるが齢90を超えるまふまふはジェラフバルトに続くカギを開ける。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

「代わりに私が言おう」

 星川サラも実態は高密度の魔法により維持補完とメンテナンスは行われてアップデート版でこう現実の実体として表れてるがここから先が問題だ。

この3名が致命的だ。くるる?覚醒ル・シアは3名を越えなければ太刀振るわない。葉加瀬ハヤト・夜見冬雪・加賀美れなの3人衆よりはるかに強い。ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」

「だろ?言わんこっちゃねぇよ。ジェラフバルト卿の3人衆はけんきを守護する天の門番。厄除・家内安全・必勝祈願・恋愛成就など全くもってのほかだ。私が?モノノフというべきなんか?まふまふは齢90だぞ!」

「気にするな。俺は平気だ。蛇鳥布団のこの彫り視たことあるか?新宿歌舞伎町で夜が眠らないあの歌舞伎町でモノノフと畏れられた蛇鳥布団会の潤羽の龍で俺は畏れなした。だから気にするな、この大聖堂の地下を開くともう後戻りはできない」

「覚悟は決めてある」

 くるるはⅣ代目MURASHUGAMINGACADEMY兼MURASHUGAMINGオーナーとして人類最後の戦いが始まる。

 そのころ至高天エンピレオではジェラフバルト卿が玉座に腰を下ろしてる。

「ここ10の天まで来れるかがチュートリアルだ。来いよ、人類」

「迎え撃てばいいのか?」

「そうだな、ル・シアよ。俺の友よ」

「我々の出番ですか?10の天は世界の乖離における天の内側。」

 ジェラフバルト卿の目覚めは近い。けんきを依り代にしてるがあのジェラフバルト卿の完全覚醒は時間の問題だ。


 

 

 


 







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