美術の授業を楽しく受けよう!
「♪誰だっ、誰だっ、誰だぁ~っ! 美術の時間にえがく彼~! し~ろ~い~すぅ~がたぁの~! マッチョマァ~ン!」
「石膏像のことか? 確かに筋肉質だが」
「なぁ山川、どうしてデッサンの授業、イコール、あの像なんだろうな。模写するだけならなんだっていいのに」
「知らねぇよ、そんなこと。モチーフとして無難だからじゃないのか。今日は静物画なら自由に描いていいって話だし、石膏像が描きたくないなら他のモチーフにしたらどうだ」
「あぁっ、誤解するなよマッチョマン、俺は君を描きたくないわけじゃない! 山川が勝手に思い込みで言っただけなんだ、信じてくれよ! むしろ俺は尊敬してるんだぞ、その完成された逆三角の肉体美に、凛々しく整った白い顔!」
「肩より上しかない像に逆三角も何もないだろう。というか、石膏像にフォローを入れる必要性はあるのか」
「で、別にマッチョマンを描かなくてもいいんだな? だったら俺、山川の後ろの席に移ろうっと」
「ん? 一体何を模写するつもりなんだ」
「『山川が描いたマッチョマン像の絵』」
「……」
「……」
「……」
「山川、マッチョマンの鼻、デッサン狂ってるぞ」
「黙れ」
※本日の替え歌元:「ガッチャマンの歌」子門真人
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