図書室の片隅で分厚い小説を読んでいた貴方へ

ライトノベルというよりヤングアダルトに振り分けられるだろう作品。師に導かれた少年が学園に入学し得難い友人たちと出会う。成長するにつれ現実を知り、社会に出て苦悩することもあれば成し遂げられることもある。
隅々まで練り上げ構築された世界を舞台に読みやすい文章で胸を熱くさせる登場人物達が躍動する。
転生もハーレムも他の登場人物から主人公への軽々しいヨイショもない。
しかし、重厚で面白い人生を垣間見るために活字の海に潜る者が読んで後悔することは決してない。