140――ボディペインティング

 絵描きの男がボティペインティングを依頼された。

「これは最高のキャンバスだ!」

 男は意気揚々と筆をはしらせた。

「完成です」

「素晴らしいわ。胸とお尻の部分が震え気味なのが良い味を出してるわね」

「あ、それは……」

 依頼主は女性。女性経験に乏しい男は隠されていなかった胸とお尻に緊張しただけ。

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