第11話召抱えられたいの巻

 一通りの修行を終えた犬丸…


 修行を終えた事により自信をつけた犬丸は、ついに仕官先を探し始めた。

 忍者を求めているという噂を聞けば、どんなに遠くとも出向くのだった。

 しかし忍者を求めている先でも犬丸は召抱えられる事はなかった…そう…手裏剣、鈎爪、水蜘蛛といった物が使えるかを見る為だ…


「くそっ! どうして認めてくれないんだ…いや…まだまだ修行が足りてないんだ…」


 それと犬丸が採用されない理由のひとつに図体のでかさもあった…とてもではないけれど隠密には向かない為だ。

 他にも情報収集をさせる為に相手の領内で活動するにしても、彼の体躯は目立ちすぎてしまう故に犬丸は召抱えられない。


 このように行く先行く先、断られ続け召抱えられることが無くても、犬丸はめげてはいなかった。

 いつか巡り合う主君を探しす為なら苦労だとは微塵も思っていないからだ。




 そんな犬丸の齢十六歳…後に活躍しだす二十歳にどんどん近づいてく…

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