ブルージュからの不思議な絵はがきが戻ってきます。差出人は自分なのか、もしくは……。それは読む人それぞれの心にいるかもしれません。秀麗な文章でつづられる不思議な物語を堪能してください。
妄想作家 おはようございます。こんにちは。お疲れ様です。 小説は自由です。何事にも縛られず書いていきたい。空想と妄想を錬金術師のごとく混ぜ合わせ物語を発するの…
このお話が作られるまでの過程を少しだけ覗かせていただいていたので、まさかこんな骨太で泣ける作品に変化していたなんて驚きを隠せません。そして、どこまでも美しいブルージュの世界が鮮やかです。行って…続きを読む
タイトルにある「ブルージュ」とは、「北のヴェネツィア」や「水の都」などの異名を持つベルギーの古都だ。中世の面影を今もなお残すブルージュのとある土産屋で、「わたし」が絵葉書を大人買いするところからスト…続きを読む
切れのいい文章。真摯な情感。テンポの良いエピソードの連なり。ピースが鮮やかにはまっていく快感。評者は、この作品の評には「完成度」という言葉を使いたいです。無駄がない小説です。
きっかけは詩一さんの「イラストにできるような写真はありませんか?」の一言でした。その後の展開は皆さんもご存知の通りなのですが、絵葉書の住所に心が躍ってしまったのは言うまでもなく。たったの一言で想…続きを読む
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