人間の愚かさ、身勝手さ、脆さ、そして意思の強さが突きつけられる。同時に、神様って本来はこういうものだったよな......と、思い出させる内容。奥が深い。業が深い。
最初、いわゆる『洒落怖』のような都市伝説系のオカルト短編だと思って読み始めたのですが、回を重ねるごとに募る些細な違和感。 意図的に配置されたそれらの伏線が、後半へ進むにつれて怒涛でありながらも無…続きを読む
畏れるべき、人の尺度では測れない神とそれを調査して被害をなるべく抑える主人公側の奔走。神秘的だが神故の行動原理で事件を解決したり曖昧に終わらせていくところがとても私好みでした。個人的にですが、こう…続きを読む
少しゾワッとしつつも、読むのを止められない作品です。描写が秀逸で、頭で場面をイメージしながら進められるので引き込まれました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(306文字)
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