概要
「役立たず」って追い出したくせに――今さら私のスープが欲しいんですか?
「スープ作製? そんな役立たず、もう必要ない」
冒険者パーティで料理や荷物管理を担当していた少女リリアは、戦闘に役立たないスキルしか持っていないという理由で、ある日突然追放されてしまう。
悔しさを抱えながらひとり旅立ったリリアだったが、そこで初めて自分の《スープ作製》に秘められた本当の力を知る。
彼女の作るスープには、疲労回復、魔力回復、解毒、耐寒、身体強化――さまざまな魔法効果が宿っていたのだ。
「……これ、普通のスープじゃないんですか?」
さらに、不遇な事情を抱える辺境伯家の青年セシルとの出会いをきっかけに、リリアは辺境の町で小さなスープ屋を始めることに。
最初は一杯ずつ売っていたスープも、やがて持ち運べる瓶詰め商品へと進化。
冒険者に、騎士に、商人に、病人に。
リリ
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