第1話の主人公・ビビアの動機が最高だ。
「仲良くなったキャラクターに服をプレゼントすると着てもらえる」——その一点だけで仕立屋を選んだ主人公。「可愛い子に私好みの可愛い服着てほしい」という純粋さに、思わず笑顔になってしまう。
第1話の描写の丁寧さが印象的だ。初期部屋の「五畳くらいの小さな部屋、作業台と椅子とベッドと鏡、天井から吊り下がったランプ」という質素だけど居心地のいい空間の描写が、このゲームの「気まま暮らしでクラフト」というコンセプトと完全に一致している。派手さがなく、静かに始まる物語が、かえって居心地よく読める。
師匠テファーナからの手紙という形で世界の案内が行われる導入も自然で、「あなたの師の耳に評判が届く日を楽しみにしている」という一文にほっこりする。
戦闘も最強も関係なく、ただ淡々と服を作って売る仕立屋の日常——この作品の静かな魅力に引き込まれた。
もうごちゃごちゃ感が最高。
治安が世紀末並に終わってるVRMMOに紛れ込んだぴゅあぴゅあ主人公が、好き勝手にゲームを楽しんでいたらクズカス愉悦サイコパス共のダンスパーティー会場をいつの間にか爆破し尽くしていた話。
主人公以外のキャラが立ちまくってて、ナチュラルサイコが暴れまくった末に爆散して爆笑したり、色んな勢力が入り乱れて緊張状態の分総地域に何も知らない主人公が突っ込んで大爆発したりと、もうわちゃわちゃ感が最高なんですね
表情筋ニッコニコですよ。職場とか学校では読まん方が無難でしょう。私は隣席の人に怪訝な顔をされました。みんなも気をつけよう
大変面白かった。
デザイン学校新卒のような職人気質が極まるあまり、オンラインゲームに不馴れな方が参入して面白いことになるのは、某MMOをベータテストから眺めていた身としては大変痛快。
そして周りをめぐる仲間やヤジも、どこかで見たような面々。Tenpaiってご存じですか?
筆者は相当に知識人あるいは趣味人で、ここまで服飾の描写を見せつつも不快にさせない気配りも欠かしていない。
特に掲示板回は、単純で複雑だが読解が困難ではない。下手にリアルのネット用語を使わず、ちゃんと読者に意味が分かる短縮語を使う。
昔のネットを知っていればこれがすごいことが分かるだろう。
よって満点。星4つあげたいくらいだ。
職業、仕立屋。淡々と、VRMMO実況。を読ませて頂き有難うございました。私がこの作品を最初に発見したのはピッコマというアプリでした。あのアプリでゲーム世界というジャンルを淡々と漁り続けていた時にこの作品を読みました。初めはこの作品良さそうだな程度の感覚で読んでいたのですが、いつのまにかこの作品に引き込まれていました。ピッコマで出会ったのは二巻目が出る前でした。話読みで全部読み切った後にある時に別のアニメの深掘りとして作品を読んでみたいと思い小説家になろうに手を出したのが私がWEB小説に手を出した理由でした。その後は別の作品に出会い、全話読み、その小説の自己紹介欄を見た時にカクヨムで主に活動していると書かれていたのをみてはじめてカクヨムというサイトを知りました。私はカクヨムでさまざまな小説を読んでいるうちにこの作品に再び辿り着きました。それからは一話から完結まで読んでいきました。それまでの間私を楽しませてくれて有難うございます。これからの書籍化や小説家としての作品制作活動を細やかながら応援させていただきます。