『ユッターリ王国物語』
やましん(テンパー)
第1話 『ミサイルさん』 その1
ユッターリ王国は、南太南洋に浮かぶ、人口千人のちいさな王国です。
近隣のタルレジャ王国の後押しがあるため、観光さ、メインで、軍隊は持ちません。
はいー。
もしも、万が一の際は、タルレジャ王国の保護下に入る約束でした。
でも、かっこがつかないので、王宮を守る儀仗兵さんが6人いて、24時間警備をしています。
ただし、持っているのは、竹製のなぎなたで、強い刃はありません。
王宮といっても、やましんの家に、一部屋、執務室をくっ付けた程度です。
大概の果物などが、自然にでき、沿岸でお魚が沢山とれるので、食糧難はありません。
電気は、風力発電と、太陽光発電で、まかなっています。
足りないときは、お隣から足してもらいますが、いままでは、そういうことはありませんでした。
もちろん、その隣のタルレジャ王国に比べても、生活はかなり質素です。
パソコンや、テレビも、無いことはないけれど、あまり、だれも見ないし、家庭では使われません。
しかし、教育水準は高く、学校の施設はピカ一で、世界児童学力検査でも、いつも2番か3番です。
パソコンや、テレビなどは、あちこちに、王立の、まあ、コインランドリーさ、みたいな施設があって、24 時間自由に使えます。
ただし、お買い物したら、自分ではらわなくてはなりませんが。
それは、まあ、あたりまえです。
大学は、タルレジャ王立大学の分校がありますが、天文学では、世界最先端です。
なんで、王国民の大部分は、漁業兼、天文学者か、観光関係者です。
❇️
しかし、最近は、世界がなにやら、ざわついていて、疫病の流行もあり、観光は振るわず、ちょっとピンチなのです。
王国を、支配下に置きたいという大国も、いくつかありました。はい。
そこで、タルレジャ王国の第1王女さまから、なんと、ミサイルさんが一発、プレゼントされ、王宮前に設置されました。
この、ミサイルさんは、並みのミサイルさんではありません。
知性を持つ、ITミサイルさんで、人間との会話もできる、たいへんな、優れものなのです。
・・・・・・・・・・・
つづく❗
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