赤と緑。それは、恋人二人が日曜日のたびに迎える、ささやかな儀式。僕と彼女の、なんてことない、いつもの時間。そのいとおしさとかけがえのなさを、だしの香る湯気が包んでいる素敵な作品です。ごちそうさまでした。
インスタント麺を分け合う、ささやかな日常がとてもあたたかくて微笑ましかったです。でも、それが突然奪われる展開に胸が苦しくなりました。特に「緑のたぬき」をひとりで食べるシーン、すごく切なかったです。最後、彼女が目覚めてくれて本当にホッとしました。指輪のくだりもグッときたし、赤と緑の話を通して二人の関係が丁寧に描かれていて、とても印象に残るお話でした。
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