第8話 魔法の発動
家に帰るとさっそく爺ちゃんが魔法の発動について教えてくれた。
頭に思い描いてみると実際に魔法が発動するのだそうだが・・・。
雷?危なくね?
「爺ちゃん離れてて!」俺
「まて、まて!
まさか雷をイメージしようとしていなかったか?
駄目じゃぞ!危険すぎる。
小さいのから始めなさい。水の雫とかな」ポール
「おお!そうか!」俺
「ヤレヤレ、ここらを破壊する気か・・・この子は・・・」ポール
どうやら凄い量の魔力が煉られていたらしい。
この魔力を感知する能力についても、
追々感知できるようになっていくらしいから気にしないようにと言われた。
結果、
小さな雫をポトンと指先から出すことができた!
凄い!やったーーー!
この要領で爺ちゃんに静電気をバチンとしたりして遊んだ!
「こらレイン!痛いじゃないか!
なんてことを!
それにしても、こんな小さな雷でもこんなに痛いんじゃから、
相当痛かったじゃろうな・・・可哀そうに」ポール
「あ!そうだ!
ちょっと大きく試してみてもいい?
爺ちゃんが側にいてくれた方が安心できるから・・・」俺
「ああ勿論じゃ」ポール
片手を水平に狙いを定めてイメージをしようとすると、
あ!分かった!
魔力というものが手のひらに集まってくる感覚が分かった。
そして、雷をどこからどういう風に落とせるのかが頭に入ってくる。
前方斜めにピカピカっと雷を落としてみた!
ピシャッ!ドッゴ―――――――――――――――――――ン!
爺ちゃんと二人で腰を抜かして尻もちをついていた・・・。
「ほえ~~~!やば~~」俺
「レイン!今のはどのくらいの力加減だったのじゃ?」ポール
「1割くらい?」俺
「恐ろしいの・・・」ポール
雷は強力過ぎると緊急封印宣言した。
風と水をメインに生きて行きます・・・。
あれ?水って氷も作れるかな?
水の原子の動きを止めるイメージ・・吹雪・・雪原・・・
う~ん・・・う・・・ん・・・?あれ?できそう
キイイイイイン・・・・・・・・・・・・・・・
ピッカ――――ン!!!
「はぁあん・・・」俺
なんか変な声が出た!
魔力込め過ぎたみたい!
俺と爺ちゃんの周りが真っ白の霜が降りた様な状態になってる・・・
「レイン?やりすぎだ!何の魔法だ!?寒い・・・」ポール
「水・・魔法・・・はぁ~ん・・爺ちゃん・・・」俺
「レイン!魔力切れだ!ゆっくり休みなさい」ポール
「はひ・・。」俺
魔力切れはこんな感じになるのか。
脱力感が半端なかった。強烈な睡魔が襲ってくる・・・zzz
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