第48話 天空海競技大会振り返り配信 後編


「はいはい。皆さんご存知の通りUNはアホとバカしかいない最高のチームですよーーだっ。えーコメントにあった一人で二人持っていけば勝てるは偽情報です。本当は一人で五人持っていけば勝てるです。そこだけご注意を」


コメント

『誰も馬鹿阿呆なんて言ってねぇよ!!』

『お前もUN好きやんけ!!』

『本当の情報のほうが馬鹿なんですが……』

『UNWIN』

『こいつのStreamer適正たけぇな』

『昨日の見たら誰でも分かる』

『あれ凄かったなぁ〜』


「まぁ、これでも僕はUN所属ですので……。因むと昨日はホントに凄かったね、一応話しておくとあんな濃いメンバー集まる事は滅多にないから。あと、バロ上手くなる上で1つだけアドバイスしておくとVCする癖とメンタル強くしとけ。メンタルあればどんな罵倒も流せるし、VCやっとけば偶にこっちの方が強いとか教えてもらえるから」


コメント

『はへぇ〜』

『因みにそれも強いんだけど今回はこうした方が強いと思うって言うと良いぞ』

『やってくれたらマジで最強とか言って褒めるのも忘れるな』

『勉強なるわ』

『まぁ、ウルトあるとか、リコンあるとか言われて焦る時もあるけどな』

『まぁ、褒めて言うのは大事よな』

『それなんの意味がある?って言ってきた意味わからん行動してるブリーチにキレかけたことあるわ』


「はーい。みんな、ゲームの愚痴はそっち系の掲示板に行って下さーい。まぁ、意味分からん行動してるやつほど意味分からん事言ってくるのは自然の摂理やからしゃあない。そう言う時はね、即ミュート追放で良いんだから。受けた側が罵倒とか妨害と思ったらやった側は何も言えないんだから。因みに僕が言うのも何だけど死体撃ちは時と場合を考えろよ」


コメント

『世界大会で死体撃ちした奴が何を今更』

『ゲームの機能使ってけぇ〜』

『意味分からん奴が意味分からん事言うは心に響いたわ』

『達観してるなぁ〜ショタなのに』

『こいつショタなのに言うことだけはおっさんやな』


「……なぁ、俺今めちゃくちゃ良い事言ったんやぞ?確かに最後はふざけたかも知れんけど良い事言ったんやぞ?テメェ等まだまだ若すぎる俺におっさんは言いすぎやろがい!!Lskさんが聞いたらキレるぞ」


コメント

『まぁまぁ、効いてて草』

『おっさんは辛いかぁ〜』

『20前半やもんな……』

『まだまだお兄さんよな。ショタ』

『すまんな、ショタ』

『ショタ、いつも配信ありがとう』


「なんで俺への呼びかけショタやねん!!てめぇ等エグすぎやろ!!……あっ、少々取り乱してしまいすいませんでした。今後もこういうプロレスがやっていけたらと思いますのでどうぞ、よろしくお願いします」


コメント

『こちらこそ』

『頑張れな、ショタ』

『天空海きゅん頼むで』

『ガチギレなのにガチギレじゃないって分かるのいいな』

『意味わからん文で草』

『今後もよろ』


「えーじゃあ、他なんかあったっけ?はい、心に残ったプレイを募集いたしますのでまたその時に話しましょう」


コメント

『内容ぐだぐだで草』

『どんどん変わってくなぁ〜』

『これがゲリラか』

『そういえばゲリラ配信だった』


「はい。これはゲリラ配信なのでね、適当かましても怒られないという素晴らしい配信でございます。はい、何故か今事務所から連絡が来ましたがスルーしときましょう。私達ライバーはどんな配信も真摯に取り組んでいます」


コメント

『wwwwww』

『前言撤回が早すぎるんよww』

『このスピード感っ……さてはっ!!』

『その先はやめておけ』

『ガチでゲリラ配信もチェックしてくれてるのかww』

『やっぱり、上がしっかりしないといけないからな』


「あっ、良いコメント見つけました。上のね、上司がしっかりとしていないと部下も荒れていきますからね。出来るだけ手本となるように頑張りたいと思いますよ。えぇ。ん?配信に真摯に?楽しまな……私は皆さんと楽しく話したりするのが好きなのでそんな、そんな適当に配信を始めるだなんてあるわけ……なんかメールがやまないので今日のとこはこんぐらいにしといてやろうと思います」


コメント

『wwwwww』

『何がこのぐらいにしといてやろうやねんww』

『草』

『不服そうで草』

『アクアー』

『次回はいつなん?』


「次回?まぁ、青い鳥さんをチェックしていただけると幸いです。あと、今思ったんだけどUN競技勢ゲリラなのに来てくれたんだね……涙がっ、うぅ……」


コメント

『なんかピコンピコンうるさいんですがww』

『ウソ泣きで草』

『マジでコイツ(# ゚Д゚)』

『面倒くささが神がかってるな』


「あっ、むかしむかしは神って呼ばれてました。てか、全能の神とか呼ばれたりもしてました。はい、ピコンピコン煩いですね。しっかり忠実に上には頭を下げて従っていきたいと思います」


コメント

『なんでこうも棘のある言い方をするのか……』

『天空海みが凄い』

『普通にエグくて草』

『こんな部下持ちたくねぇ……』

『ガチで思ってそうなのがエグいのよな』


「いや、ネタよ?そんな、天下の、天下の魔導協会とUNに不安なんてあるわけねぇ……」


コメント

『言い切れや!!』

『なんで、ねぇ……で終わらすねん!!』

『あーめんどいな』

『天空海きゅんキャラ崩れてますが』


「あっ……ゴボッゴホッ。みんな〜天空海だぞっ♡今日は〜申し訳ないんだけどっ、スタッフの人に呼ばれたからこれでお別れなんだ……。僕はみんなとまだ話したい気持ちでいっぱいなんだけど、お仕事頑張るねっ♡。えーまぁ、魔導協会とUNはとても良い会社なので皆様も是非にって感じで終わります。アザラシ好きのみんなまたなっ!!」


コメント

『ショタ天空海きゅんや!!』

『普通に演技上手くて草』

『天空海きゅん♡』

『マジでエグいな』

『天空海はエグい』

『偏向報道でもなくて草』

『第三部隊隊長エグい了解』

『また今度〜』

『おつつん』


配信を終えた俺は大変、大変来ていた運営様からのメールを見る。

Mickey『マジだるいgg』

………は?これだけですかい?あんだけ鳴っててこれだけですかい?は?2度目のは?

ピコン

えーなになに?

Mickey『調子に乗るとお前はエグいから気をつけてな。あと、ドトクエの配信忘れるなよ。さらに言うと副隊長普通にヒモで草みたいなコメあったからフォローよろ』

……えー菜璃がヒモ。俺の家に住み、食はまぁ、日による。服は知らんがまぁ、変わってないのを見ると興味なさげ。職も俺……いや、あの人普通に最終審査まで通ってるのはあるって言ってたよな?まぁ、条件一番良かったのはUNというか魔導協会らしいが。で、洗濯系は一緒、掃除は菜璃。うん。他がどうか知らんが家はこれでええやろ。

てか、菜璃の反応がみたいな。

「菜璃さんやーい」

「ん?配信急に終わったけど運営から怒られた?」

「いや、菜璃さんのことをヒモで駄目なクズ彼女って掲示板であったんだけど、どう思う?」

「え?えーと……そいつ海に沈めてきてもいい?」

「おっと、相当ブチギレられたようで……」

「空愛、それ言うためだけに私呼んだの?」

「あっ、いや、料理をもう少し作って欲しいなぁ〜なんて……」

「うんうん」

「同棲してるとはいえ彼氏の持ち家に一切のお金を払わずにいるのもどうかなぁ〜って……」

「うんうん」

「いつも菜璃さんにはお世話になっておりますっ!!」

「はい、よくできました〜」

「うっす。菜璃さんしか勝たんっす!!」

「ただこれからは洗濯と掃除と料理頑張るね〜」

「うっす。ヒモじゃなくて主婦やねんとそういうコメント見つけたらブチギレるっす!!」

「うんうん。このコメントオモロくて草ァ!!って小説でネタにしたり、わざわざ本人に言わないようにしようね〜」

「うっす。菜璃さんしか勝たんっす!!」

そうして俺は、菜璃様にこれでもかとボッコボコにされた。まぁ、また膝に座られて前が見えない状態でのギャングカーなのだが……。

「てめぇ、汚ねぇぞ!!なんで俺の上から退かねぇんだ!!早く退けよ!!」

「わー空愛が暴言を私に投げかけてくるーDVだDVーー」

「あーマジでめんどくせぇなぁ!!」

「空愛愛してる」

「……糞がっ!!」

「また私が一番なのだっ!!」

「アァーー!!」

空愛と菜璃の長い夜が続く

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る