時間の価値がいかに大きいことか。七年前の夕焼けの中にいた彼女だけを本物と認め、現在の彼女を“ただの女”として切り捨てる視線が冷酷で、印象的です。個人の感想ですが……。主人公の追憶はさながら額に入れられたセピア色の写真のようであり、対して結婚した現実の彼女はインスタに載っているような小綺麗な自撮り画像のよう(死ぬほどどうでもいい)、として対比しながら読ませて頂きました。「さっさとしね、ばぁーか」難しいことを考えなくても、本作はこの一言に尽きると思います。
読みやすい文章で書かれる、好きな女性の結婚に対するやるせない女性の思いが最高でした...!
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