余談:セイントボーイくんのその後

 無事(?)閉会式が終わり、見てしまったがゆえに近代五種に出場していたセイントボーイくんのその後が気になっていたのですが……、


 UIPM(近代五種の競技団体)のツイッターでSaintboyくんが無事に家に帰れたことを報告していました。よかったよかっ……写真のセイントボーイくん、めっちゃ疲れた顔に見える……私の馬よりな主観のせいか……? お疲れさま。マジで。


 ついでだから、つらつらと海外の人の反応なんかを見てたんですが、やっぱり日本の反応と同じく馬は悪くないよ派と馬のせい派に分かれてますね。ただそこはヨーロッパ。動物愛護の総本山。めっちゃ馬を褒めてる人が多い。あの状況で騎手を振り落とさないとか偉いという声も。


 また、なるほどと思ったのだが、セイントボーイは自らの奮闘により、その名の通り近代五種におけるスポーツマンシップとアニマルライツ問題に一石を投じてみせた聖馬、みたいなことも言われてたこと。


 若干かわいそうなのが、あのパニクってる顔が知らない人には変顔に見えてしまっているらしく、すでにネットミーム化しつつあること。暴れ馬の威嚇顔とは明らかに違うと思うんだけどなあ……。


 何にせよ、近代五種における『馬術を名乗る何か(海外の馬術経験者の表現)』が見直されるとよいですね。


 ……アメリカの方のコメントで「今度からこれにしようぜ!」って、ロデオマシーンの写真が貼られてたのは笑いました。ご本人的には冗談のつもりだったのかもしれませんが、本来は盗んだ馬を乗りこなす的な意味らしいので間違ってないのもよき。


 セイントボーイくん、トラウマになってないといいけど……。

 残りの馬生、彼に幸あれー。

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東京オリンピック、TV、ネット、観戦感想 λμ @ramdomyu

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