25試合目 海終結

 我々はおいしい朝ごはんを食べた後かれる準備をした。

 「あっという間だったねー!」

春馬は少し名残惜しそうにそして本当に楽しんだように言った。

 俺はそうだなと少し微笑んだ。

本当によかった。本当に…。

でもさ。

 「紫の横では眠れねえよ!!!!!」

 「え!???」

 「だって…男とは思えぬ可愛さだよ!!!!結婚したいくらいだ!!!!」

 「けけけけ結婚なんてまだ早いよ!!!」

 「ツッコむとこそこ!??」

 「突っ込むなんて!!!!!」

 「あ~~~~もう!!!!」

俺は気づいてしまった。多分紫も変人だ。

ということはだ。俺たちは変人5人で編成された混沌パーティだ。

 「男子組!!!うるさいですよ!!!!」

 あ。大魔王来た。

 「だぁぁぁぁんんんんしいいいい????」

 「ごめんなさい。」

 「大体紫さんはずるいです!!!!」

 「え!??僕!!??」

 「私にも…私にもマーラ様が生えていれば!!!!!」

 「オーっと。兄さん聞いちゃいけないこと聞いたなぁ。

 あ~~~~~聞こえな~い!」 

 「そしたら兄さんとイチャイチャできたのに!!!!」

 「え…柚希ちゃんってもしかして…」

 「よ~~し!!!帰ったら家族会議だぞぉ!」

こうして西屋敷兄妹は一度部屋から出た。

 「あああああの春馬くん!!!」

 「なに~~??」

 「柚希ちゃんって徹君のこと…」

 「好きだよ?」

 「ま、まじかああああああああああああ!???」

気づかなかった。肉親だからと侮っていた…もう!ほんとライバル多すぎるんだけど!??どうしよう~~~。

 「でも紫くんも西屋敷のこと好きでしょ??」

 「ななななんでそれを!??」

 「見てたら俺でもわかるよ??」

しししまったあああああああああああ!!!!!

一方そのころ男子組の部屋の隣の女子部屋にいたさくらは…

 き、聞いてしまったああああああああ!???

 いやたまたま壁が薄いから聞こえてしまったんだけど

 まじかあああああああああ!???西屋敷…意外とモテるわね…

 でも春馬君を狙ったらコロス!それ以外なら許容よ!!!!でも柚希ちゃんは…

肉親vs男の娘…いったいどうなるのかしら…

 さくらが一人で頭を抱えていた


 こうして複雑に知られたり公開したりいろんな人がいろんな恋愛を知ってしまった海編終結…

 そして帰りの車の中では…

 ぼこぼこに疲れふらふらの西田が運転をし、気まずがりそわそわ女性陣?3人。

そして死なないか恐怖しそわそわ徹。トイレに行きたくてそわそわする春馬の図が完成していた…。


 次回。夏といえば…???祭り!!!!編いけるといいな!


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