24試合目 同盟

 今柚希は同盟を紫、さくらの二人と組み実質二人の味方兼自分の仲間だった。

まいったなあ。でもまだ紫さんにはこの気持ちはばれてない!それだけが救いね。

 「というか朝ごはん何にします???」

そうなのだ。こんな戦争感がでているがただ朝ごはんを作っているだけなのだ…

 「そうね。柚希ちゃんは和食派???」

 「そうですね。」

 「ならそうしましょう。」

 「わかりました。でもなんで私基準なんですか??」

 「だってそっちのお家に合わせれば春馬君の好物に必然的に近くなるじゃない!」

ですよね~~。春馬君のことしか考えてないですもんね~~~。

 女性たちが料理を作っているとき男性組イチャイチャぐみは~~~

 「あの???二人とも???一応夏なんですよ?熱いんですけど!」

 「ごめん。迷惑だった?」

 「迷惑ではないけど…」

みるなあ!!!そんな純粋な目で俺を見ないでくれえええ!

 「あはははは!!!!」

 「春馬…とうとう熱でいかれたか。っていやもとからか。」

 「でもさ。こんなに二人と仲良くできるとは思わなかったよ!」

 「確かに。最初は勘違いで紫を悪者扱いしてたしな。」

 「あはははは!!!!」

 「だから仲良くなれてうれしい…」

 「紫…」

 「あはははは!!!!」

 「ってうるせえなあ!!!」

徹は春馬の頭をチョップした。

 「っ!!!はっ!??ここは…!!!」

 「なんでそんな緊迫感出せるんだよ。」 

そんなこんなで朝食は完成した。

 「「「いただきまーす」」」

よくそんなこんなって言葉で収めたな。

 朝食は、ごはん、みそ汁、焼き魚といったオーソドックスなものだった。

 「このさかなおいしいな!どうしたんだ???」

 「西田に取りに行かせたわ。」

西田さん…

 「じゃあこの味噌は???買ってきたのか????」 

 「西田に作らせたわ。」

西田さん…!

 「じゃ、じゃあお米は…??」

 「西田に育てさせたわ。」

西田さん!???

 「ちょっと待てええい!??西田さんのスペックもすごいけど負担えぐすぎんだろ!??」

 「いいじゃない。西田なんだもの。」

しかし一番怖いのはこの話を聞いて

 「にしださん。すごおい。」

って感想しか出てこない春馬だよ。お前は悪魔の子か!手がいっぱい増える考古学者なのか!?

 「ま、まあいいや。でもすごくおいしいな!」

 「よよよかったよ。兄さん。」

(こんなわかりやすいのに気づかない西屋敷、馬鹿ね。)

 「この魚とか特においしいーーー!!!!

 「ほほほほほほんとっ!????やったあああああ!」

(これで気づかない春馬君。さすがだなあ…)

     でも・・・

((幸せ~~~~~~~~~~~~~~~~~~))

 

 


 

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