第13話 文化祭(後)/つらいとき会いたい人(後)
悪い夢を見た朝のティーシャツの身体にはりつくのをあまりに嫌がって勢いまかせに脱ぎすてると、その汗をたっぷり吸い込んでいるのに驚く。
暑くはないが空気がべったりしていて、部屋を閉め切ってはさすがにまだ寝付けない季節でも、あんまり不快感が強いので、窓を開けていたのを後悔した。
部屋の中に放り出してあるボディシートで身体を拭いて、柑橘っぽい香りでようやく気分を持ち直した。
あんまり早く目が覚めたので近くの公園に出る。まだ薄暗い空の下であたりを見渡すと、いくつも水溜りができている。
田舎だから珍しくいまだに撤去されていないブランコの足元の大きなふたつの水溜りは、ぽつぽつと小さな波紋が立ってはそれぞれにぶつかって消えていく。それを見てようやく雨が降っていることに気付いた。
自然と見上げた空はまだ昇りきらない太陽のためだけでなく、厚ぼったく覆っている雲のためにも薄暗いのだとわかった。昨日は早朝のうち降っただけで日中の文化祭の時間には降られなかった雨だが、今日は降るかもしれない。
梅雨が明けてからはすっかりご無沙汰だったのに、せっかくの文化祭最終日になって降るとは迷惑な話である。
でもなんとなく、おれにとっては悪くない雨だ。
少し強くなった雨に気がついて、煙草を消して寮に帰った。
「生憎の雨だけど、今日もしっかりテンション上げてやっていこう」
委員室で会った委員長はエアコンのないじめじめした空気の室内でも変わらず爽やかだった。
「ヤスくんどうしたの、具合悪い?」
「いや、大丈夫っす。むしろ元気なんで今日はやっぱり仕事もらいたいんすけど……」
委員長に頼むと、とりあえず午後までの仕事を割り振ってくれた。ふだんならわざわざ頼んでまで仕事をするようなおれじゃないが、何かしていなければ今日という日をうまくやり過ごせないような気がした。
雨合羽を着て備品の移動や整理の手伝いをしたり、人が足りないという出店の手伝いに回る。
マニュアルを読んでそのとおりに焼きそばを焼いたり、たこ焼きを作ったりしていると気付けば昼過ぎになっていた。
寝不足のお世辞にもよくはない目つきで接客しながら学内を観察していると、二日目というのに昨日の初日より人が少ない。
雨だからみんなサボっているのだろうか。どこかで雨宿りでもしているのだろうか。
文化祭二日目に出かける予定だったけど、雨でその気がなくなって、どちらかの家でダラダラ過ごすカップルがいるんだろうな、と考えるとめちゃくちゃ嫌な気分になった。
学祭にも来ないで部屋で無為な時間を過ごすなんてつまらないやつだ。そんなカップルはカスだ。
おい待てよヤス、それはただの嫉妬だろ。
お前が好きな女に振られたからって、幸せなカップルに嫉妬しているだけだろ。
それでお前が幸せな人に当たっていたら、お前はただの嫌なやつだろ。
そんなだからお前はいままで誰にも愛されなかったし、これからもお前を愛してくれるやつなんて現れないんだろ。
「あの、たこ焼き二つもらえますか?」
「あ、ハイ……」
呪いみたいな暗い声を頭から追い出して、マニュアル通りにたこ焼きを作る。手を動かして忘れる。頭を使わない作業が一番いい。忘れる。
「たこ焼き二つで千円っす……」
雨だからプラスチックのパックに入れてたこ焼きをカウンターに出す。それからやっと客の顔を見た。
「なんかやなことでもありました?」
「……いや、べつにねえよ」
思わず声が弾んだ。口端の筋肉が自然と唇を吊り上げた。だってそいつはおれが今いちばん会いたかった友達だった。
そのへんで一緒に食べましょうよ、というミサキに聞きたいことは山ほどあったが、とにかくまずは助っ人のシフトを抜けることを頼まなきゃならない。
たこ焼き屋のもう一人の店員に頼んだらこのあともう一人来るらしくあっさりお許しが出た。
おれとミサキは雨を避けて委員会で設置した屋根付きの軽食スペースに移った。
「……で、結局大丈夫だったのか?」
「おかげさまでなんとか。手術した、っていうとちょっと大袈裟に聞こえますけど、それも無事に成功しましたから、もう心配要りません」
おれは思わず安堵のため息をつく。
「よかったなあ……本当に」
「……ありがとうございます。でも委員室に顔出したら委員長に、彼氏大丈夫だった? とか訊かれたんですけど、あれはどういうことなんですか」
おれが委員長を誤魔化すときに言った口から出まかせのことだ。
「ぎくっ」
「本当にぎくって言う人いませんよ」
ミサキはお得意のじっとりした目でおれを見る。
「がびーん」
「……わざと言ってるでしょ」
「ぎゃふん!」
「もしかしてわざとじゃないんですか!?」
おれたちはどちらからともなく笑い出した。
たぶん今日初めて笑った。なにか体の奥のほうに詰まっていた、どろどろして重苦しいものが抜け出したような気がした。
「それで、急いでこっちに戻ってきたんですけど……委員長に聞いたら仕事ないって」彼女は肩をすくめて「遊んでこいって言われたんですけど、もう最終日の午後だし、今日はこんな雨だしで……うまくいかないもんですね」
彼女は言うとおり、服はいつもの決まった感じではなくて高速バスで長い時間座っていたためか少しシワがついているし、そのまま帰省の荷物が詰まったスーツケースまで引きずっている。
疲れが残ったくたびれた顔、でも心配がなくなって健やかに見える顔を見たら、おれはどうしても言いたくなった。
「遊ぼうぜ、ちゃんと」
「え?」
おれが急に言ったのでミサキは聞き返す。
「おれたちさ、自分で言うのもなんだけど、学祭に向けてめちゃくちゃがんばってきたじゃんか」
「ま……まあ、結構大変なこともありましたしね」
「だからさ、ちゃんと遊ぼう。おれたちががんばってきたのは、楽しんでくれる人たちのためじゃん。ならおれたちも楽しまなきゃ嘘だろ」
「……でも、そろそろ出店も終わっちゃいますし、ステージもほとんどプログラム終わってますし」
「──いーんだよ! なんでもいいから、とにかく行こうぜ!」
「ちょっ!? 私荷物あるんですけど……!」
おれはたこ焼きをかき込んで、ミサキの手を引いて軽食スペースを飛び出した。彼女の荷物もまとめて引っ張っていった。
本当に言ったことなんて、本当はただの建前でしかなかった。おれはミサキに楽しんでほしかった。あんなに真剣に学祭に向けてがんばっていたミサキが、ミサキだけが学祭を楽しめないのは嫌だった。
「……なんかここのお店、タピオカドリンク売るって聞いてたはずなんですけどチュロス売ってません?」
「裏切り者が出たんだろうな。その証拠にワッフルも売り始めてる」
「どっちも口の中の水分奪ってくるタイプの敵なんで、タピオカも売れそうでいいかもしれません」
「確かに」
小麦粉の塊みたいな二種類を食べ比べして、やっぱり味かわんないとか言って笑ったりして。
「そういや学祭の食べ歩きって前にお前が言ってた、買ったものはできるだけ早く食べたほうがうまい理論の証明になるじゃん」
「そうなんですよ……ほらね、このケバブもめちゃくちゃおいしいんですから!」
「また肉食ってるこのひと……」
「肉のなにが悪いんです!?」
「いやーやっぱり肉って最高だよなー!? 肉大好き!!」
在庫少なくなってぽつぽつと閉まり始めてはいたが、その中でも精一杯食べ歩きを満喫したりして。
あとたぶん、おれはふつうに、ただシンプルに、ミサキと文化祭を回りたかった。そうするのが楽しいと思ったし、そうしたかったのだ。
だって仕方ないだろ。暗い気持ちになったときは、友達に会いたいんだからさ。
一時間もしないうちにステージも出店もあらかた片付いてしまって、おれたちはやることを見失いつつあった。
とはいえ全体の撤収までにはまだ時間がある。片付けを頼まれているからその時間までには委員室に行かなければならないが、どうも時間を持て余していた。
「もうけっこうおもしろかったですけど、これからなにしましょっか」
「目ぼしいとこはだいたいもう回ったか、終わっちゃってるんだよなあ……」
ミサキはへらっと笑って言う。
「はやめに委員室戻ってだらだらします? どうせ委員のみんなも戻ってるだろうし」
それは少し魅力的な提案に思えた。だけどおれはそこで、あと少しのところで踏みとどまった。
「……もうちょいだけ粘ろうぜ」
「まあ、いいですけど」
やることは思いつかないが、もう少しこの楽しい時間を続けたい、とおれは思った。
まだ帰りたくない。たぶんここで委員室に帰ったらほとんどこの学祭が終わったようなものだから。
「うーん、なにしますかねえ……」
「あー……」
そこで、目に留まったものがあった。それは既視感とともにおれの記憶をよびさました。
「これだ!!」
「ん……どれです?」
そこにあったのはいつか見た立て看板である。劇団の公演のお知らせ。それもおあつらえ向きに次が最終公演、なんと十分後である。
「劇団連峰学園祭公演だってよ!? タイトルは……『
「……
「主人公の苗字とかなんかね」
「だいたいそうでしょうね。ていうか、たぶんロスタンの翻案じゃないかな……」
連れ立ってやってきた看板の前でミサキは口許に手を当ててみている。
「……ロスタンって、なに」
「ああ、シラノ・ド・ベルジュラックって言えばわかりますかね」
「……」
べるじゅ、なに?
「……ヤスさんって本当に文学やってるんですよね」
「やってますけど!? ていうか、なんでその、翻案? ってやつだと思うんだよ」
「まあ……言っちゃうと、この作演出の人を知ってるから、ですよ」
何故かミサキはちょっと乗り気じゃなさそうだ。それにしてもこの公演は渡りに船だ。
「この料金:おひねり制ってのはなんなの?」
「たぶん、それぞれお客さんのお気持ちに合わせてお代をおひねりにして渡すみたいなことじゃないですか?」
「ってことは万が一アレだったら、タダで観てもいいってコト!?」
「ヤな客ですね……まあ、満足するかどうかですからそういうお客さんもいると思いますけど」
「じゃあ行くしかねえよなあ!?」
「……しょうがないなあ。正直観劇じたいは好きですし、行きましょっか」
こうした流れで、おれたちは十分後に開演する劇団の学祭公演へ飛び込んだ。
公演が行われるという場所は学内のサークル棟から少し外れた場所で、そこにはボロいプレハブがある。その目の前に着くとこれまた朽ちそうな古い学校用の木製机が置かれてあり、そこにはもぎり役の男が待っていた。
「二人なんすけど、観られますか?」
劇団員が言うには今日最後の公演で、ほとんど客がいないから自由に座ってくれとプレハブの中に案内された。
スタジオと銘打たれてはいるがやはりほとんどボロ小屋の中は少し埃っぽく、目張りによって暗く保たれており、熱電球のやわらかい明かりが満たしている。
言われたとおり開演直前というのにおれたち以外の客はおらず、おれとミサキは中央の席をふたつとって隣りあって座った。
「楽しみだな。どんな話なんだろ」
「……ほら、さっきもらったパンフによれば現代劇らしいですよ。大学生が主人公だとか」
ミサキはめざとくパンフの記述を確認している。
開演時間が近づくにつれてしだいに部屋の中で流れている音楽が高くなり、おれたちは目を見合わせた。音楽はなにやらジャンルのわからないぼんやりとした印象のものが流れている。
アンビエントっぽい、でも少しだけ不安を煽るような音楽が一番大きくなって、曲の終わりが来たところで熱電球がふわりと消えた。
それから、舞台の上には一人の男が現れた。
彼は背が低く、暗い印象の男に見えた。ダブついた冴えない服を着ており、きょろきょろと周囲をうかがっている。
名前は
彼は小説と詩を読むことだけを楽しみに暮らしてきて、大学に来るまで色恋など知らなかった。
それが初恋をした。初めて授業に出向いたその日にたまたますれ違った女子学生に一目惚れしてしまう。
女もまた新入生らしく、多くの新入生のグループに混ざって楽しげに話しながら歩いていた。
舞台上に現れる女は適度に遊んでいそうな雰囲気と明るく染められた髪に活発な笑顔を浮かべている。彼女に目を奪われながらも、白野はかけるべき声を持たなかった。
女性と話したこともない白野には、いくら一目惚れしたといっても、見知らぬ女に話しかけることなど到底無理だった。
絶望した白野は小説も手につかず、生まれて初めてマッチングアプリをインストールした。初めて女の美しさに触れた彼に、もうそのほかは目に入らない。
運命的に初恋の彼女のアカウントとマッチした白野は、怯えながらも愛の言葉をメッセージにして彼女に送りはじめる。
白野の言葉は、空気をつたってこの狭いプレハブの空間を震わせる。小説の朗読や詩の朗誦のように高らかに歌い上げられる愛は、白野の実態に反して自信に満ちている。
メッセージの彼女は目に見えて好印象だった。彼女はしだいにメッセージの中の白野を気に入っていく。しかしその白野は、彼によって作り出された理想の彼であって、本当の彼には似ても似つかない。
自信に満ちていて、経験豊富で、多くの友人に慕われ、進学で遠距離になった元カノと別れたばかりで、新しい大学で新しい恋人を求めている──そんな男は、どこにもいないのである。
白野はそのことに気がつかない。思わず作り出した理想の自分に溺れ、メッセージの愛の言葉はエスカレートしてゆき、ついに彼女と会う約束をする。
待ち合わせ場所で出会った彼女は、白野を見てみるまに失望の色を見せた。
白野は必死で言い繕い、これまでのメッセージでは見栄を張ってしまったが、思う気持ちは本当だと、だから友達からはじめてほしい、と懸命に懇願する。
だが、彼女はとりつくしまもない。にべもなく断ってさっさと彼を置いて帰ってしまった。
白野はとうとう完全に絶望して、大学を辞め、地元に帰る。
彼の表情は恋をしていた頃の弾んだものからすっかり深い失望に影を落とし、まるで今にも死にそうだった。
それからの白野のことを知るものはいない、何故なら彼には友人がいないからだ、といって、舞台は幕を下ろした。
最後に流れたのは、やはりつかみどころのない暗くも明るくもない、印象のない音楽だった。
客席の明かりがついてから、ようやくほっと息を吐いた。なんとなく息が詰まるような時間だった。
「なんだったんだろうな、この話……」
「……私は好きじゃないですよ。第一、こんなの文化祭の日に見せる内容じゃないです。まあ、お祭の日じゃなければ面白かったかもしれませんが」
おれの思わずしたつぶやきに、ミサキは耳もとに口を寄せて小声で返す。
もっともだ。いかんせんちょっと暗すぎる。
「まあ、失恋物語なのかなあ……」
「そろそろ行きましょ」ミサキはパンフレットをバッグにしまう。「集合時間まであんまり余裕もありませんし」
何やらせかせかしているミサキだが、おれも断る理由もなく席を立った。
プレハブを出ると、不意に話しかけてきた人があった。
「ミサキ、来てくれたんだね。誘ったときは色のいい返事はもらえなかったけど、結局こうして来てくれるんだから、きみもかわいいことするね」
「あはは、やだなーカズマくん! じっさい忙しくて来れなかったかもなのは本当なんですよ? ね、ヤスさん?」
急に愛想よくなったミサキの気持ち高い声におれはちょっと面食らう。
「え、ああ……そうそう。今日の午後からやっと文化祭来られたぐらいだから……」
そう答えてから、流されてうまく把握できていなかった状況を取り戻し、ようやく目の前の人物を見据えた。
彼は汗だくで、白い無地のティーシャツに首にタオルをかけているが、ほのかに何かいい香りをさせて、満面の笑みでミサキと話している。
思わず一瞬誰かわからなかったが、彼の人相の細部を見てようやくわかった。さっき舞台の主演の男だ。あまりに印象が違って、まるで別人だったのだ。
「そうか、きみも来てくれたんだね。ごめん、初めましてだよね? ぼくはカズマ。劇団連峰の代表をしていて、ミサキと同じ仏文科の二年だよ」
「お、おっす。おれはヤスっていって……ああ、ミサキとは学祭の実行委員でおなじで。あと日文の一年っす。えと、演劇おもしろかったです」
「おー! ありがとう。いい友達だね、ミサキ」
「ほんとにいい子なんですよー」
ミサキとカズマ先輩はしっかり目を合わせてにこやかに話している。
おれはちょっとうまく目が見られない。いままでも幾度となくあったことだが、このタイプの根が明るくて社交的な人とはまずうまく話せない。
「……あ! カズマばっかり話して、ずるいー。みさきち来てくれたんだねえ、ありがとー」
そうこうしているうちにもう一人の人影がやってきて、間延びする話し方で会話に混ざる。
またふわりと匂いがして、顔を上げて彼女を見ると、やはりというかもう一人の役者だった。
こちらも舞台上の活発で明るそうな女の印象、そして主人公を冷たく拒絶した怜悧な印象はすっかりどこかに姿を消してしまった。
人のよさそうなほんわかした笑顔と、カズマ先輩と同じく着替えてきたのであろう白いティーシャツの上からでもわかるくらいの豊かな胸が主張している。
「そっちの子はー?」
「ああ、ヤスくんだって。ミサキの友達だそうだ」
カズマ先輩が促して、女優の子がこちらを向き直って改めて笑いかけてくる。
「ヤスくんー! わたしね、ヒマワリっていうんだ。ヒマでいいよー」
「ヒマ……さん?」
「ヒマでいいってー! わたしもヤスくんとおんなじいち年生だしー。リガクブのー、すーがくか!」
「じゃ、じゃあヒマで……」
よろしくー、と差し出された手をとると、汗でしっとりしていてドキッとした。思わず顔をあげるとヒマと目があってまたドギマギする。
「……ヤスさん、そろそろ行かないと! 片付けの時間、間に合わなくなっちゃいますよ」
「お、おお、そうだな!」
なにか離すタイミングを失っていた手をようやく離して、おれとミサキは二人と別れてステージの方へ急いだ。
またねー、とヒマは手を振っていた。
すでに夕陽は落ちて、野球場の眩しいナイターがあたりをビカビカ照らしていた。
「なにデレデレしてんですかヤスさん。好きな人いたんじゃないの!?」
「いや、昨日フラれた」
「ええっ!?」
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