むーむ 畝

 種子がばらばらと飛んでくるものだから、

   めちゃくちゃ。


 青い果実と茶色い芋類を植えるつもりで赤い蔓と白い木の実が偉そうにせっかく。

 耕して整えてそのままにして緑の雨を待っていた。

  待たず、飢えず、植えられぬ。

 畝三原則に愛プラス六十五で青い果実を得ること。

  それが大事だからって毎日求めるのはどうか。

   畝は毎日ないのに。

 種子はあいかわらずパラパラ。

  降らせ鳥たち悪だくみ雲流れ。

 大丈夫さまたすぐ実るから。

  そういってもう腕は枝のようになった。

 

 雨がぱらぱらとしか降らないから、

  ぐちゃぐちゃ


 畝に埋まった厄介な芋類抜こうとぬるぬる流してもらうつもりで雨は役立たず。

 耕し整えもうやめてしまい土竜を待っていた。

  掘らず、整えず、収穫せず。

 青い果実はもういいって気ままに注文すること。

  それは出来るからって毎回求めるのはどうか。

   畝は厄介なのに。

 雨はあいかわらずしとしと。

  降らせ鳥たち飛べず風流れ。

 もう見てないんだって言うのに。

  悲しみの過去はもう雨のようだ。


 果実はぼろぼろと転がるものだから、

  ごちゃごちゃ


 いつのまにか生えて実り土竜は偉そうに誇らしく称賛を貰うつもりでせかせか。

 耕し綺麗に虫と芋を使い実るのを待っていた。

  掘り出せ、拓け、導かず。

 飢え凌ごう早くしてって焦ってしまうこと。

  出来なくなればすぐ求めてみてどうか。

   それは食べれないのに。

 果実変わらずカラフル。

  揺すれ土竜の賞賛稼ぎ。

 見えてないから丁寧に、

  やめてくれなんて言えなかったから。


 畝。

  色々な狙い。

   種子。

    様々な戦い。

     果実。

      土竜と迷惑。

 ざらざらと崩してしまった。

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