第14話 彼女の優しさと強さ

あっちーー!!!

ウェザーどうなってんだよ。

ってえー!!38度ーー!!!

さっきからなんか。

ちょっと俺...もうやばいかも...





「ん??

ここはどこ!?私は誰!?」


「全く。保健室だよ。」


逆井隆二先生。保健室の先生だ。


「お前が倒れるなんてな。バスケも適度に。水を飲む。それとなんか疲れてんなお前は。」


「まぁ。色々あって。先生に相談したいんですけど、でも信じてもらえるかどうか...」


「まあ話してみろ。」


「それが...」


「もう1人の自分??そんな事俺に信じろってか。ノイル。やっぱお前は少し疲れてる。少し寝てろ。それか倒れてたお前をここまでおんぶして保健室まで連れてきたあの子にお礼言っとくんだな。」


ん??誰が??


「体調大丈夫??ノイル君。」


そこには横になった山下の姿が。


「山下が俺を??」


「しかも自分まで熱中症になってな。それでもここまで運んでくれたんだノイル。いい友達をもったな。」


山下。僕は凄く心が苦しくなった。

男の俺をずっとあんなに暑い中保健室まで送ってくれたなんて。


「山下。」


「なーに??ノイル君。」


「ほんっとにありがとう。俺がいつか借りを返すから」


「いいんだよノイル君。でも強いて言うならまたノイル君の笑顔を見れたらそれで満足。」


「山下...」


少しずつ山下に惹かれていく。

今日の事も忘れない。

絶対いつかこの恩を返す。



そして僕たちは保健室で眠りについた。


「全くこの子達は。将来が楽しみだな。」

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