ミステリの書き方④

 なんかどんどん長納豆ながなっとぅ。まぁプロット組みを少しでもオモシロわからない感じにお届けしようとしているので、致し方なし。致せ。では早速、登場人物の整理からしていこうと思う。なお、以下は全て仮名であり属性は冗談である。


 まずメインの二人。探偵役と助手

 探偵:滔々簾照煮とうとうみすてりに・テオ・ダスタ(東北出身)

 助手:和登わとさん(江戸っ子)

 

 次に容疑者グループ……とりあえず分かってる人。


 殺人の犯人:ころちゃん(イジメグループ末席)

 噂の根源 :霊感あるちゃん(イジメGの中間層)

 容疑者1 :伊地我悪伊いじがわるいさん(イジメリーダー)

 容疑者2 :流差玲安子ながされやすこちゃん(イジメサブリーダー)

 容疑者3 :須部手駄目男すべてだめお(リーダーの彼氏?)


 最後にサブキャラ

 

 被害者 :死者霊子ししゃれいこさん(自殺したことにされた子さん)

 元依頼人:偽装保身ぎそうやすみ(殺ちゃんの担任で偽装工作者)

 下請け :峡朝かいちょう♂(本当にただのサブ)

 縄師  :縛芽縄いましめじょう(小ネタ要員)


 キャラの男女比が女子に偏りそうだったので、イジメグループに一人と、カイチョーを男にするナイスプレーである。小ネタ要員の縄師というのは、主人公の探偵が現場検証で呼びつけ数ページ稼ぐためのキャラです。いま考えたのだ。エッヘン。つづいて重要キャラのプロフィールとか話に必要そうな情報を書いておこう。


 滔々:カイチョーに頼まれ今年度から執行部入りした三年生。

    170cm60キロ。ややヤサグレ。

    仕事は完遂するが手段は選ばない。被害も気にしない。

    ホームズ型の嫌な奴(性格面のみ)


 和登:部活予算をエサに採用されたコミュニケーター。

    女子バスケ部三年。

    身長176cm64キロ。女子界の王子(江戸っ子)。

    明るく、正義感強く、後輩の信頼も篤い。

    (それゆえに予算につられて引き受けたことが後ろめたい)

 

 死者:事件当時一年。年をまたいで霊として出没(するかも)

    入学すぐ殺ちゃんと友達になった。

    生来の気の強さからイジメ対象に選ばれる。

    気が強いので一年を棒に振る覚悟で休学ないし転校を選ぶ。

    しかし、一年の終わりちかくで殺ちゃんに殺される。   


 殺 :死者さんを殺した人。事件当時一年生。現在二年。

    入学当初は死者さんと仲良しだった。

    夏休みを前にイジメグループと仲良くなり、変化。

    死者さんに脅されて(挑発されて?)殺してしまった。


 偽装:二十六歳。事件当時教員歴三年目で担任を任された。

    初担任で教え子が殺人とか、と偽装工作を行ってしまう。

    幽霊話が出たことで自身の偽装がバレるのを恐れ、依頼する。


 カイ:現・生徒会長。事件当時副会長。

    会長立候補の際、周囲を身内で固めようと滔々に声をかけた。

    滔々とは三年続けての級友。

    滔々を引き込んだ理由は2つ。

    1:滔々の怖さで執行部の新二年生を統制下に置く。

    2:滔々の能力(手段はともかく便利屋として使える)

  

 縛芽:明智伝鬼あけちでんきを心の師とする緊縛師。十年目の駆け出し。

    緊縛術は乱田舞らんだまいを参考にしている。

    滔々から首吊りの質問を受け、熱烈な依頼から手伝いにくる。

    また実際に滔々の安全な首吊りをし現場検証に協力する。


 最後のは若干、冗談が入っておる。ミステリーの勉強をする過程でたまたま江戸川乱歩を読んでしまったがために入れたくなったというのもある。また、ごく個人的に緊縛に限らずロープワークというものが好きで、また専門的な知識を要するにも関わらず一番キツいところをほっこりさせるネタとして機能させられそうだからです。ただの予定だから使うかどうかはわからない。


 でもって、ファンタジーその他よろず書きのN岡さんから助言を頂きまして、探偵が幽霊の噂を推理するというのはどうかとありました。します。というか最初にするのが聞き込みで、出処がおぼろげに見え、なぜ噂が立ったのかの検証に入るという流れを文字数。

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