ビジネス書をよんでます

ペイフォ

第1話 再現性のはなし

こんにちは、ペイフォと申します。

ペイフォさんはビジネスには詳しくありません。ビジネス書に詳しい、ちょっと詳しい、くらいの読書家です。


今回、ターゲットにしている読者は、ビジネス書なんて読まないよ、というか本として高くね? それならもっと小説買うわ、ただなら読んでやるって思ってる層に届けばと。


文章を書くプラットフォームで、ビジネス書について激戦区になってるところもありますが、ここでビジネス書について書く人はマレなようです。不思議です。ストーリー性のあるビジネス書もありますし、そのように書けば、ちゃんと読んでくれる人がいると信じてます。


さて、ビジネス書について、あまり信憑性がない、という感想の人もいるようです。いきなり否定から入るのがペイフォさんの癖かもしれません。


ビジネスで成功した人に、本を書いてもらって(もしくはインタビューして)、それを本にしたてて箔をつけましょう。っていうビジネス書ビジネスがありまして。最悪、自費出版してでも本をありがたがるって層がいたりするのです。


テレビで、ぽつんと山の中に暮らしているだけの人にインタビューして、そのドキュメントを成功譚として紹介する番組がありますよね。成功ってそれくらいありふれたものなのです。山の中の一軒家が廃墟だった場合、放送もされません。生存バイアスというやつです。


ビジネスも、ユニークな商売で成り上がった人が掲げる成功法則、それが個人の経験を元にしているのだと、再現性がなかったりします。


再現性。その人のやり方のエッセンスを真似すれば、成功しますよ、ということ。守株待兎のように、うさぎが切り株にぶつかるのを待てば儲かる、という話を持ちかける証券会社のなんと多いことか。


じゃなくて、たまたまうまくいった、分母が1しかない成功譚はあまり意味がない、という話。


じゃあ、まるで価値がないのかというとそうでもない。たくさん読んで、最大公約数的な、どの本でも触れられてるような、当たり前のことが、結局は大事なんだ、ということ。


当たり前、というのは再現できる人がたくさんいて、でも徹底的にできる人は限られる、そういうことをできる人が成功する、というニュアンスになってきます。


ただ、躾(しつけ)レベルの、家庭で身につけるべきことについて言及する人は少ないような。ADHDとか、ASDの人はそれが身についてないことがよくあります。


成功には欠かせない、しかし躾は最低限身についているものとして書かれているビジネス書をありがたがっても、ADHDとかの影響がなくなるわけではありません。


さて。ビジネス書は2つに分けられる。再現性のあるビジネス書と、再現性のないビジネス書です。


ここで、4パターンの組み合わせが考えられる。ビジネス書を読んで成功する人、読んでも効果がない人、読む価値のない本、読む価値のない本を選んでしまう人。


ビジネス書で効果が出るには、読解力が必要です。書いてあることを、書いた意図通に読めること。ここが意外と難しい。


単に国語の能力の低い人がいます。標準レベルではまだ怪しい。何度も本を読み込み、真意を読み取ることが重要な場合があります。

それを、1回読んだだけでわかった気になるのは、うまいビジネス書の使い方ではありません。ビジネス書ビジネスの餌食です。


あのことが書いてあったのはなんという本の何章、というところまでインプットして、言葉を自分のものとして意味がでてくる言葉、というのがあります。


再現性が難しいのは、そういう語彙に関するレベル、だったりします。

細かいニュアンスを読み取るのが難しい人はいますよね。


よく、電話口では伝わらないから直接話したい、という要求をする人は、まったく読書に向いてません。著者と話せるのは限られた人だからです。


再現性でいうと、論文を根拠にすることが大事、という人もいます。論文というのがどういうものか、理解がおよばない高卒の人も、ビジネス書を読んでます。自分も高卒です。あとは言わずもがな。


というわけで、ビジネス書に関する小言をいろいろと述べたのですが、いかがでしたでしょうか。



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