『のろい』４

　『これは、フィクションである。フィクションでなければならない。』

体育の教授

　『きみい。その、髪はなにか？パーマしてるのかあ。』

やましん

　『またかあ………この期に及んで、まだ、付いてくるのかあ。のろいだあ。………あの、これは、生まれつきなんです。』

体育の教授

　『天然パーマか。なら、しかたないな。』

やましん(ないしん)

　『仕方ないって、なによ？　仕方ない？それが、教授の言うことかい。』(このころは、言えなかったのだ。)

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その後、10年までは、ゆかないころ。

　職場の先輩さま

　『やましんさん、さっき、外部の人から電話で、あの、髪の毛くるくるのひと、大丈夫な人なのか！と、聞いてきたから、良い人ですよ、と、答えておいたから。』

　就職して、数年後のことである。

　やましん

　『はあ、ありがとうございました。』

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　最近のニュースを聞いた………

　どこかの、学校で、くせ毛などの念書みたいなのを提出させているとか。

　やましん

　『いまだに、いじめられてる生徒がいるんだろうなあ。やれやれ。どこが、公平平等かい。』

　　　　　　　🔥　👻　🔥

　　　　　　　有楽滅死也？