第19話 イラマの町

「やって来ました! ガチャ・タイム!」

「おお!」

 ポーちゃんたちはガチャを回す。

「やったー! 赤ゴースト。わ~い!」

「またスライム・・・・・・。」

「キメラ!? こいつレベル18もある!? 全ステータス36だって!? 愛ちゃんよりも強いよ。アハッ!」

「く、悔しい!」

「まあまあ。」

 ポーちゃんたちは新しいゴットカードを手に入れた。


「次は箱庭ゲーム・タイム!」

「おお!」

 ポーちゃんたちは自国の行動をする。

「もう一通り行動はしたと思うから、自分の国を開発するしかないね。」

「後は商人にお米を不作の時に高値で売りつけて儲ける。お金で武器を買う、開発するね。技術・テクノロジーってやつ。」

「創作すればまだまだ新しい施設ができそうだね。スキー場とか、海辺とか。正に夢の国だね。アハッ!」

 箱庭ゲームに可能性を感じるポーちゃん。

「お米がたくさん収穫できるといいな。開墾!」

「お金が欲しいから都市開発!」

「ええー!? また治水ですか!? というのは冗談で、私は戦闘地域に移動したので兵士を訓練しなくっちゃ。アハッ!」

 ポーちゃんたちは自分の国をより良くした。


「次はアイドルとしての育成ゲームよ!」

「おお!」

 前回、基礎ランニングをしたポーちゃんたち。

「今回はみんなで発声練習!」

「アアアアアー!」

「そのうちデスボイスできる新人さんが登場するんだろうな。アハッ!」

 アイドルへの道は遥か彼方である。

「2回もトレーニングすると疲れるね。」

「練習ばっかりやってられないわ。」

 ポーちゃんたちは少し声が出るようになった。しかし体力が減った。やる気も下がった。

「次回は休もう。」

「おお!」

「それがいい!」

 ポーちゃんたちは次回の予定を決めてやる気を少し回復させた。


「戻ってきました! イベント・ストーリーモード!」

「おお!」

「今日はイラマの町までみんなで楽しくピクニック! アハッ!」

 ここに帰ってくるまでに長い道のりである。

「ちょっと待って!」

「どうしたの? ポーちゃん。」

「その前に武器屋に行ってナイフをしこたま買ってもいいかしら? どうも武器を大量に持ってないと落ち着かないのよね。」

「今回はアイテムガチャは無制限で好きなだけ回せるし、薬草を買わなくていいから武器にお金を使っても大丈夫よ。」

「やったー!」

 喜んで武器屋に行くポーちゃん。

「オヤジ、帰るだけナイフをくれ。」

「毎度有り。」

 今回はナイフを1本200円として、ポーちゃんはナイフを50本も買った。

「やっぱり私にはこれがなくっちゃね。」

 ポーちゃんはナイフを50本も装備した。

「ねえ、コウモリの件からやっていい?」

「ダメ。イラマでゴーレムを眠らせるフェアリー・フルートを偶然見つけるのよ。」

「こういうのはどう? 箱庭ゲームの訓練でポーちゃんと手持ちのゴットカードのコウモリさんと戦って、ポーちゃんが新しいスキルを覚えるの。」

「それいい! 採用!」

 ということで箱庭ゲーの訓練で新しい必殺技を習得できるようになった。

「今回は特別よ!」

 ポーちゃんのサービス訓練が始まる。

「投石! 投短剣! 投剣!」

 ポーちゃんは新しいスキル・必殺技を覚えた。

「摩擦をつけてっと。カチカチ。火投石! 火投短剣! 火投剣!」

 ポーちゃんはまた新しいスキル・必殺技を覚えた。

「やったー! 強くなった! わ~い!」

「ここまでくるとイカサマね。」

「細かいことは気にしない。アハッ!」

 ゴットカードはそういう物語です。ポーちゃんは元取りのスキルを手に入れた。

「後は私がサイキッカーに覚醒しないいけない。」

 ポーちゃんの正体は超能力少女であった。

「まずモンスターに登場してもらおう。」

 イラマ周辺でモンスターを探す。

「ガオー!」

 モンスターたちが現れた。


サソリ

レベル7

全ステータス14

お金140円


ガイコツ

レベル8

全ステータス16

お金160円


「キャアアアアアアー!」

「助けて! ポーちゃん!」

 モンスターの猛攻に愛ちゃんとミキちゃんがピンチになる。

「愛ちゃんとミキちゃんが危ない!? うおおおおおおおおおおおおおおおおー!」

 愛ちゃんがサイキックに目覚める。

「いけ! ナイフたち! 必殺! ナイフの舞! 50連!」

 ポーちゃんのサイキック能力で50本のナイフがモンスターに襲い掛かる。

「ギャアアアアアアー!」

 モンスターを倒した。

「正義は勝つ!」

 歩兵さんが勝ち名乗り。

「やったー! 勝った! わ~い!」

 大喜びのポーちゃん。

「すごいわね。ポーちゃん。新しい必殺技も覚えちゃって。」

「髪の毛は逆立ちしないの? スーパー野菜人みたいに。アハッ!」

 世間のサイキッカーに対する偏見の目である。

「あれ? なんか落ちている。」

 ポーちゃんは落ちている物を拾った。

「それ! フェアリー・フルートよ!」

「マジで!?」

「やったね! アハッ!」

 ポーちゃんはフェアリー・フルートを手に入れた。

「ここだけの書き直しでいいんだけど面倒臭いから、あえてここに書こう。私が新しいスキルを取得している間に、愛ちゃんとミキちゃんが先に二人で行ってしまいサソリとガイコツを相手に苦戦する。そこを新しいスキルを覚えてパワーアップした私が助けるというストーリーの方が展開的には盛り上がったのかもしれない。」

「そう思うなら書き直せ。」

「これも新感覚の物語だね。アハッ!」

 これでも3人は仲良しさ。

「やることが多すぎて1話に1つぐらいの出来事しか進まねえ!?」

「次のロック・マウンテンは呪いのゴットカードがあります。取る奴いないと思ったら強さに心を奪われて取ったおバカちゃんが1名いました。それはオチです。」

「前回はモンスターさんが次回の予告をやっていたのにね。私たちが予告をやっちゃってるわ。アハッ!」

 1話3000字として尺がないので魔王ドラゴン・キング側を書く余裕がねえ。

「がんばるポー!」

「おお!」

 ポーちゃんたちの冒険はつづく。



パーティーのステータス

101戦101勝

10360円

三国同盟(ポーちゃん、愛ちゃん、ミキちゃん) 


アイドル育成

・基礎ランニング1

・発生練習1


ポーちゃん

101戦101勝


職業、歩兵(全ステータス+1)

武器、銅の剣(攻撃力+1)

   ナイフ50本

防具、銅の鎧(防御力+1)

   銅の兜(防御力+1)

   銅の盾(防御力+1)


HP22

MP20

攻撃力20

防御力20

素早さ20

魔法力20

運20


スキル・必殺技

・投石

・投短剣

・投剣

・摩擦で火をつける。

・火投石

・火投短剣

。火投剣


耐性

火0

水0

雷0

風0

土0


所持しているゴットカード

・歩兵1枚

・赤スライム2枚

・ゴースト1枚

・赤コウモリ1枚

・赤ゴースト1枚


ポーちゃんの国

・内政2 田畑2

・外交1 同盟1

・軍事1 訓練1

・人事1 派遣1



愛ちゃん

101戦101勝


職業、騎士(全ステータス+5)

武器、銅の剣(攻撃力+1)

防具、銅の鎧(防御力+1)

   銅の兜(防御力+1)

   銅の盾(防御力+1)


HP27

MP25

攻撃力25

防御力25

素早さ25

魔法力25

運25


スキル・必殺技

・ナイト・スラッシュ


耐性

火0

水0

雷0

風0

土0


所持しているゴットカード

・スライム7枚。

・騎士


愛ちゃんの国

・内政2 商業2

・外交1 同盟1

・軍事1 訓練1

・人事1 派遣1


ミキちゃん

101戦101勝


職業、マウス・ナイト(全ステータス一律100固定)

武器、マウス・ソード(攻撃力一律100固定)

防具、マウス・アーマー(防御力一律100固定)

   マウス・ヘルメット(防御力一律100固定)

   マウス・シールド(防御力一律100固定)


HP100

MP100

攻撃力100

防御力100

素早さ100

魔法力100

運100


スキル・必殺技

マウス・スラッシュ

窮鼠猫を噛む


耐性

火0

水0

雷0

風0

土0


所持しているゴットカード

・マウス・ナイト1枚

・コウモリ1枚

・魔法使い1枚

・キメラ1枚


ミキちゃんの国

・内政1 治水1

・外交1 同盟1

・軍事2 移動1 訓練1

・人事1 派遣1

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る