第36話
「…私も安易な約束はしなければよかったとあの時後悔しましたよ」
アナに抱き着いていた私をゆっくり引き離した
「でもね…それじゃダメなの。あの時の私は貴女が私の後を追わないために私になりなさいって言ったの」
「それは分かってる。おかげでユノに出会えた。」
「そう、ユノはそれほどまで大事なのね。それなのに自分を傷つけようとした」
「…他の人のものになるくらいなら…って思って…ごめんなさい」
「うんうん、ティナならそういうと思ってたわ。わかってるから、それくらいユノを好きだということに変わりはないわ」
「ねえアナ…世界を滅ぼすって本気じゃないよね?」
私が問うと笑っていたアナの表情が真顔に戻る
「…冗談であんなことは言わないわ。貴女の居ない世界なんていらないの。ただそれだけ」
「…でも…」
「貴女がやることはあの時と変わっていないわ。貴女の邪魔をするもの…立ち塞ぐものは全て消しなさい。それが私であっても」
私を突き飛ばすと後ろから円形の何かが出ていた
私はこれがどこかへ飛ばすものだと瞬時で分かった
「…えっ…ちょ…アナ…待って」
「ティナ!?よかった無事…で…えっちょ何を泣いて…」
よくわからないけれど私は泣くしかなかった
「…ユノ…私…アナを…殺さないといけないのかな…?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます