第5話 そして、勇者の徒競走のゴールは事件現場

 ディアとハーテンが広場で時間を稼いでいる間、ほろ酔いのエクスは物干し竿で線を引きながら村の外側を走り回っていた。

 彼女は黒い服を着て銀色の混ざった灰色の髪を風になびかせ駆けている。その姿はさながら銀のたてがみを持つ漆黒の馬である。そして、ぶつぶつと独り言を喋っていた。


「エクスは激怒した。必ずかの邪知暴虐の……」

「この、酔っ払い勇者!! 色んな意味で危ないナレーションをつけようとするなぁ!!」


 アグスの指示とは別に動いていた5人の山賊達がエクスを追いかけていた!! 彼らはエクスに離されまいと、顔を真っ赤にしてエクスの後を走って必死に突っ込みをいれている!! 

 突っ込みをいれなければもう少し楽に追いかけられるのだが、彼らのなにがそうさせるのだろうか?


「危ない? 何が危ないですか! 私は、親友のヌンティウスと約束したんです! 3日後の日没までに彼女の元に戻ると。さぁ、走れ!」

「ふざけるなぁ!! てめぇ3日間も逃げ回るつもりか!!」

「いや、突っ込むところそこじゃねぇだろ!! どう聞いても親友の名前と3日後の日没って設定がやばいだろ。何の作品かはわからんが!!」

「いやいや、走れ何とかってところだろ!! そんな作品俺たちは聞いたことないが、何か危ないにおいがするぜ!!」


 ここで、今の3人の山賊が子豚のような鳴き声で言い争いを始めてこの競争から落選した。普段から、あまり仲が良くなかったのだろう。これで、残りの山賊は2人となった。

 エクスは甲高く歯切れの良い笑いを上げて3人を嘲笑した。


「ハハッ。僕の策略にはまったね」

「馬鹿勇者ぁ! その笑い方と一人称を僕にするんじゃねー!! なんの真似かはわからないが、危険な予感しかしねーぞ!!」

「そうだー!! この世界を滅ぼす気か!!」

「やれやれ、あなた方2人は真面目に相手しないと駄目そうね……」


 エクスはため息をつくと家々の間の細い路地に入っていった。山賊2人も後を追い入っていく。

 路地の中間あたりに差し掛かると、エクスは物干し竿で線を引くのをやめ山賊2人に向き直り彼らに啖呵を切り出した。


「愚かな、山賊2人組よ! 大人しく諦めていれば、痛い目に合わずに済んだのに!」


 山賊2人は息も絶え絶えで路地の壁に寄りかかり、やっとの思いで武器を構える。


「ぜー、はー、大人しく……」

「ふー、ふー、諦めるのはそっちだ……」

「ふふ、わかってないようね……地の利はこちらにあると! 勇器使用!!」


 山賊達はエクスの使を聞くと身構えた。この村で、エクスの勇器の情報を知っているのは、村の大人の人間と、ハーテン、ディアだけである。エクスはそれを利用して彼らを混乱させる魂胆なのだろう。

 しかし、山賊の1人が冷静さを取り戻し、もう1人に声を掛けた。


「落ち着け、奴はまだ勇器の使用条件を満たしていない!」

「あ、あぁ、そうだな。が言っていたな。奴の使用条件は全部で。あと、をまだ満たしていない」

「フーン、使用条件までばれてるってことは、誰か私の情報を流しているのがいるのね」


 エクスは先程までのふざけた態度をやめ真剣な眼差しで彼らを見据える。だが、ほろ酔い状態のため頬は桜色に染まっており、どこか締まらない感じだ。

 山賊達も息が整い壁から背をはなし、片方は斧を、もう片方は棍棒を構えエクスの様子を伺っている。

 エクスも物干し竿を槍の様に持ち替えると、じりじりと距離を詰める。そして、気合のこもった声で叫んだ。


「槍術!! レッツ下着宴会パンティーパーティー!!」

「来るぞ!! ……え?」

「ぱ、パンティ?」


 予想外の技名に山賊達は一瞬固まってしまう。エクスは右手で素早く物干し竿の端を掴むと山賊達2人の間を突き上げた! 掛けてあった物干し竿に当たり、干してある洗濯物を天へと舞い上げた! 

 青空を背景に色とりどりの布地が鮮やかなコントラストをなした。それは、まるで天使達が空で戯れているかのようだ。

 山賊達は口を開け、幻想的な風景に見とれている。エクスは洗濯物の幾つかに狙いをつけ再び物干し竿を槍の様に構え直すと、目にも止まらぬ突きを放った!


「てめぇ、ふざけ、もご!」

「真面目に、ごも!」


 山賊達は相も変わらずふざけているエクスを怒ろうと口を開けようとしたが、何かを口に詰め込まれ言葉を発せなかった。彼らは状況が理解できず焦っている。

 エクスは山賊達を見て意地悪く笑い、物干し竿を壁に立てかけると右手を口にあて、左手で喉元を押さえ大声をだした!! 


「あー、このパンティー……うますぎる!! パンティーはやっぱり、新品より使い古したものに限るぜ!」

「ああぁ、このエキス! 風味! 口内を満たし! 舌を旨味で蕩かせ! それらの、ンハァモォニィが、脳を、ソウルを恍惚の絶頂へと導く!!」

「「俺たち、世界を股にかける! いや、世界の股に俺たちの自主規制たいえきをかけたい!! 俺たち人呼んで変態☆兄弟パーヴァートブラザーズ!!」」


 なんと、エクスは自分の声を山賊達そっくりに変えてしまった。それどころか、ご丁寧に2人同時に出した声まで再現したのだ。その精度は、声だけ聞いてたら山賊達本人の会話と誰もが信じて疑わないだろう。

 ちなみに、山賊達が口に押し込まれたものは、そう、周知の通りエクスが物干し竿で空中の下着天使達を突きで捉え、それを彼らの口に押し込んだのだ! そのおかげで、彼らの口の中では下着天使達がくんずほぐれつの大騒ぎである! 

 一瞬の静寂の後、周りの家から物音がなりだし多数の足音共にエクス達のいる路地に村の女性達が現れた。

 彼女達の目は殺気立っており、手には鍋やフライパンで武装している。エクスは彼女達に見えないように自分の目を強く擦り潤ませると、酔ってない時のか細く、儚い声で彼女達に助けを求めた。


「あ……、た、助けて下さい。こ、この人達……わ、私に酷いことをしようと……」


 エクスの井戸での戦いを目撃していたのなら彼女達もこの言葉が嘘であり、戦闘能力の高いエクスにそのままこの場を任せていたのだろう。

 しかし井戸から離れた場所に住んでいる彼女達は例の戦いの様子は見ておらず、戦闘時のエクスに対しての印象はディアの後ろにいつも隠れていて、戦闘能力は村の自分達と同じかそれ以下だと思っている。

 山賊達は、自分達の無罪を証明しようと必死に口の中に手を入れて、パンティーを取り出そうとした! が、焦りでうまく布地が掴めないのと何枚もまとまって突っ込まれたため、上手く取り出すことができない!

 取り出すのを諦めた山賊達は、獣のようなうなり声を口中のパンティーの隙間から吹き出し、死に物狂いで口元を指さす。喋れないからさっきの声は俺たちではないとアピールしているつもりなのだろう。

 ただ、残念ながらどこからどう見ても自分達の戦利品をアピールしている異常性癖者にしか見えない。

 そのため、現状だけを見るとほろ酔い状態のエクスがパンティーを口いっぱいに美味しそうに頬張る変態達に、襲われそうで危ないと考えるのもごく自然なことであった。


「この、強姦パンティーソムリエめ! 下着だけでは飽き足らずエクスちゃんにまで酷いことしようなんて! 最低!! ……エクスちゃんは私達の後ろに隠れててね」


 エクスが物干し竿を抱えて彼女達の後ろに行くと、全員が山賊達に手持ちのフライパンや、バケツなどを投げつけた! 

 たくさんの、家庭用の道具が山賊達に降り注ぎ彼らは怯んで座り込んでしまった! 


「みんな! 発情パンティーハムスターが怯んだわよ! 突撃ー!」


 その一声をきっかけに、全員が落ちてる道具を拾いソムリエとハムスターを袋叩きにしだした! 


「おほ~。気持ちいい~」

「んふ~。これくらいの攻撃。ご褒美だぜこりゃあ」

「「何故なら、俺達変態☆兄弟パーヴァートブラザーズ!!」」


 無論、これもエクスの声真似であるが、この喧騒の中で頭に血が上った彼女達にはエクスが出したものとは気づけなかった。


「こいつら、救いようのないド変態ね! 皆遠慮しなくていいわよ! 日々の鬱憤と不満をこいつらに叩きつけるわよ!」

「むー! んー!」

「もー! ぉー!」


 山賊達は涙を滝の様に流しながら、一心不乱に自分達の声ではないと訴えかけるのだが……


「――人の下着を猿ぐつわ代りにして楽しんでんじゃないわよ! この、カス!」

「気持ち悪さが限界突破してんのよ! この、クズ!」


 どうやら、彼女達の怒りは神でも鎮めることのできない領域にまで達してしまったらしい。

 エクスは物干し竿で引いていた線のところまで行くと、暴力の宴会に呑まれている哀れな山賊達の方を見る。彼女にも、罪悪感があるのだろうか……


「……さよなラクダァ~」


 どうやら煽りたかっただけらしい。エクスは先程よりも酔いが回ってきたらしく頬の桜色が少々濃くなっており、気も更に大きくなり山賊達への身体の配慮がなくなってきていた。

 彼女は酔いでふらつく体に気合を入れるかのように、左手で左頬を気持ちの良い快音を出しながら叩き「やりすぎた……」と呟いた。

 エクスは山賊達に改めて、謝罪の意思を込めて一礼すると物干し竿と共に線を引きながら勢いよく全力で走りだした。

 エクスが井戸に到着する5分前の出来事であった…………



「斧術!! 大地割断!!」

 

 アグスはエクスを信じ村を守るために戦う覚悟を決めたディアに、魔装具巨神の右手を振り下ろした! 

 ディアは間合いを一気に詰めアグスの懐に潜り込むと、彼の斧を持っている手に自分の手を合わせた。なんと、大地割断を受け止めた! その、衝撃で彼女の体は後ろに少しずり下がり足が地面にめり込む!!

 大地割断の特徴はその名の通り、使い手本来の斧の破壊力に魔法素も上乗せして、大地を真っ二つに割る事の出来る破壊力だ。

 優れた破壊力を持つが、この武術に限らず斧術全般にはある弱点がある。それは、斧術というのはどの武術よりも優れた破壊力をもつが、それが刃の部分に集中し、それ以外の箇所にはさほど破壊力は無く、今のディアのように刃以外の所で受け止めれば相手に付け入る隙を与えてしまうことだ。


「我と、力比べか! 羽根つき帽子!」

「私は、力だけは――」



 ――ディアの脳裏に朝日を背にした金色の長髪の女性が浮かぶ。朝日の光が強くて顔、表情はよく見えない。そして彼女はどうやら人間ではないらしい。額から2本の角が天に向かって生えている。

 彼女は着ている外套を風になびかせ、光と彼女の金髪が混ざりどこか神秘的なそして、懐かしい雰囲気がある。

 彼女は優しく語り掛けてきた。


「ディア。私を超える良い戦士になるんだよ…… だから、力だけは負けんなよ!」


 彼女はそう言うと地面に置いてある荷物と、深い黒色に紫が混じった金属の棍棒を担ぎ、歩いて行ってしまう……。



「力だけは、負けるわけにはいかないんだぁ!!」


 ディアは、凄まじい握力でアグスの両手を斧の柄ごと握る! あたりに骨と金属がきしむ音が響く!!


「ぐあああああぁぁ!」


 アグスは、痛みのあまり叫び声を上げ必死で斧を離そうとするが、ディアの握力が強く手を離すことができない。


「手ぇ、手を離せぇぇぇ!」


 アグスはディアの腹部に蹴りを入れ突き放そうとするが、ディアはアグスを睨みつけると、これでもかと更に手を握る力を強める。

 アグスの指の骨が砕ける音がし、ディアの握っているところから血が斧の柄を伝って地面に赤い染みを作っていく。

 アグスは耳をつんざくような絶叫を喉から放出すると、蹴りを入れる前に膝をついてしまった。

 ハーテンは、ディアの肩を叩いて「もう大丈夫よ……」と声を掛けた。


「……っは、はい。」


 ディアは、ゆっくり力を緩めていくと、血の滴る肉塊と化してしまったアグスの両手と一緒に、魔装具巨神の右手も音を立てて地面に落ちる。

 アグスは、目、両手と大ダメージを受けてもう戦闘を続けるのは不可能なようだ。うずくまり、気を失ってしまった。


「や、やった……」


 ディアは緊張の糸が切れたかのようにその場に座り込んでしまった。ハーテンは彼女を立ち上がらせようと手を差し伸べようとするが、周りの山賊達の異変に気付き身構えた。


「おい、どうするよ」

「どうするって……俺らでやるしかねぇだろ」

「だよな……おい! 全員で囲め! 囲め!」


 残っている山賊達9人は、圧倒的な力を持つ彼女達に恐れを抱きながらも武器を持ち団結し彼女達の周りを固め始めた。ディアは震える体を無理やりにでも立たそうとするが、上手く力が入らずまた倒れこんでしまう。


「ハーテンさんどうしましょー!! まだ、私は震えが止まらなくって、とてもじゃないですがあの人数は……ハーテンさんももう駄目なんですよね?」

「ええ、駄目ね……」


 ハーテンは、力なく顔を俯きため息を吐く、その表情は疲れ切った表情ではなく


「手加減をするのがもう、限界ね」

「ですよね……え?」


 残虐性に満ちた笑顔を浮かべている。彼女が先程ディアに限界だの、打ち止めだの言っていたのは手加減の事で、周囲、体内の蓄積魔法素、体力ともにあまり残っていないと言っていたのは嘘だった。

 ハーテンは山賊達を睨みつけると、彼らは言いようがない圧力を掛けられ身動きをとれなくなってしまった。まさに、蛇に睨まれた蛙である。


「あなた達に昔からある格言を教えてあげるわ。『魔法使いを相手にする時は怒らせず、悲しませず静かに倒せ』。これは、魔法使いと戦うときはあまり相手を刺激しないように素早く倒せって意味よ。何故かっていうと、全ての魔法には1つ共通する特性があってね、魔法を使用する際、使い手に激しい感情変化があるとそれに比例して規模が大きくなり、威力も上がるって特性があるのよ」


 ハーテンの言葉の1つ1つが、まるで攻撃魔法であるかのように山賊達の戦意を削いでいく。魔法素探知ができないディアや山賊達にも周りの空気、雰囲気が何か重苦しくなったのを感じ唾を飲み込む。

 ハーテンが死の宣告を告げるかのように重々しく口を開く。


「だから、今みたいに怒りが抑えきれない時に魔法を使うと――」

 そんな、嵐の前の静けさを打ち消すようにエクスの声が村に響いた。



「おぉーい! ディアちゃーん! ハーテンさーん! 準備終わったよぉー!」


 手を振りながら緊張感のかけらもないエクスが小走りで走ってきた。山賊達は先程の戦闘でエクスの戦闘力を知っているため「きゃっ!」「ひぃ!」とむさい顔に似つかわしくない声を上げると、彼女に道を開けた。


「あ、ディアちゃん座り込んでどうしたの?」


 エクスは「はいっ」と軽快に言うと、伸びた袖を少しまくりディアに手を差し伸べる。ディアはフフッと笑いながら彼女の手を取り立ち上がった。どうやらエクスが来てから震えは止まったようだ。

 エクスはディアに触れた手に違和感を感じ、見てみるとアグスの血がベッタリと付いていた。彼女は驚きで目を丸くすると絶叫した!


「さ、殺人事件!!」


 エクスはディアの方を見て彼女の肩に手を置くと、陽だまりの温もりを感じさせるような柔らかい口調で「自首しよう……私も警備兵の所まで付き添うよ。だって私達、友達でしょ」と語り掛けてきた。


「いやいや、殺してないし! この村の警備兵って私達2人だし!」


 エクスは「あ、そっかー」とにこやかな笑顔で軽く言うと彼女の肩から手を離そうとする……が、その手をディアが掴みエクスに引きつった笑顔を向ける。


「――ちょっと待って! さりげなく私の肩に血を擦り付けていくんじゃない!!」

「あ、ゴメンナサーイ」


 ディアの注意にエクスは、抑揚のない声で形だけの謝罪をした。ディアの気に障るにはそれだけで十分だった。

 ディアは握っている手の力を少し込めると、エクスが「あ、痛たたた。ちょ、ホントに痛い! すいません、すいません!!」と声を上げた。エクスは痛みから逃れようと謎のステップをダンスのように踏んでいて、その姿は喧嘩で負けた情けないチンピラである。


「はぁー、ディアさんそこら辺にしときなさい」


 見かねたハーテンが仲裁に入ると、ディアは「エクスは酒が入るといつもこうなんですよ……」とぶつぶつ呟きながら手を離す。ただ、ディアの表情はまんざらではなさそうだ。


「それで、エクスさん。勇器の準備は?」


 エクスはハーテンへの返答に、血で汚れている自分の手に地面の砂を掛けて汚して無言でその握りこぶしを向ける。エクスの表情には何とも言えない自信で溢れている。


「え? どういうこと?」

「ばっちい・グー。バッチ・グー! つまり準備完了です!」

「は?」とディアが聞き返し、

「はぁ?」とハーテンの癪に障り、

「ハァークッション!!」と山賊の1人は寒さのあまり風邪を引いてしまった。


 元気溌剌げんきはつらつに答えるエクスとは対照的に周囲は凍り付いてしまった! エクス以外の生物は真夏とは思えない極北の風が吹き荒れているかのような寒さを感じている。


「馬鹿な事言っていないで、さっさと勇器使用して来て!」


 ハーテンはエクスにあきれ気味に言うと、彼女の背中を軽く叩き勇器の使用を促した。

 エクスは「はーい」と間延びした返事をすると井戸の方に近づいた。


「ここが大体、真ん中かな……よっと」


 エクスは服の裾で隠れた腰のポーチから銀色のイヤリングを取り出した。そのイヤリングは子供の親指くらいの大きさで鎧姿の騎士がゴブレットを掲げているものだ。彼女は耳を隠している髪をかき分けながら、イヤリングを付け、指で弾くと満面の笑みで声を上げるのであった。


「勇器使用! 最高の晩餐・宴会の騎士さいこうのばんさん・えんかいのきし!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る