第2話 体育

次の日。

午前中の最後に待っているのは体育の授業だった。


雨が降っていたため、男子と女子は同じ体育館で別々の授業をやっていた。


競技はバスケットボールだ。俺は控えとして体育座りしながら、女子のコートでプレイする優衣を眺めていた。


優衣のプレイは全員が均等に活躍できるように、ボールを配給する司令塔の様な動きをしていた。

優衣らしいな…と俺は小さく呟いた。


まだまだ見たいと思ったが、おーい交代だぞと言う声が聞こえてきた。適当にやるか。と考えているとちょうど、交代した優衣がジト目でこちらを見ていた。


多分、真面目にやれということなのだろう。


「しょうがないな。」


点数盤を見ると7点ビハインドだった。


シュートを決めて目立つのも嫌だから、優衣と同じ立ち回りでもするか。


そう決めると俺は重い腰をあげた。

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