腹が膨れれば
あなたはラーメンで空腹を満たしました。
村の外に出ると今までのヒントが無かった状況が嘘のように視界が開け、キラリと光るものが目に入りました。
「お、おい!」
ボイの制止の声も振り切りあなたは誘われるように体が向くまま光の源へと歩いていきました。
しばらく歩いたものの足には重い感覚もなく気ははやります。
「こいつを目指していたのか」
仲間達も納得したように武器を出して目の前の存在に対抗する姿勢を見せました。
今あなたの目の前にはゼリーのような粘性の物体がブヨブヨと動き少しずつ迫ってきています。
「お前も早く武器を構えるんだ。意味は薄いかもしれないがないよりマシだろう」
ボイの言葉であなたは反射的に斧を右手に持つと前へ構えました。
ブヨン。
勢いをつけてスライムは飛び上がり覆いかぶさろうとしてきます。
それをバックステップで目前で回避すると勢いを利用して反撃のため斧を振り上げそのまま地面へスライムめがけて振り下ろしました。
しかしスライムは平気な様子で攻撃を受け止めました。斧は勢い余って地面へと突き刺さりました。
至近距離に居るもののスライムは攻撃をする気配はありません。
離れる。
「様子見」へ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894917063/episodes/1177354054896486075
そのまま。
「そのままです」へ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894917063/episodes/1177354054896486430
斧を抜いて逃げる。
「重いな斧」へ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894917063/episodes/1177354054896601948
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