昼飯を食べるのも仕事の内だろう

「じゃあ、そうしようか」

 あなた達は昼飯を食べるために近くの村を目指して歩き始めました。

 ここに落としたかも、という王の用意した欄を参考にここまでやってきたものの小さな指輪はまだしも目立つであろう王冠を見たという人間に遭遇することは一度もありませんでした。

 街や村で落としたなら捜し物もラクだったものの街と村や村と村の間にも、ここに落としたかも、という印がされていて今はワグ王の城のあるザプスカイの街からスリブシの村の間に居たのだ。

「何であんなデカイもん落とせんのか不思議だわ~」

「ボイが言うなら相当な事だと思ってよ」

「何だよその言い方」

「何でも無くってよ」

「まあまあ言い争いはよしてください」

 パーティメンバーのいつもの日常を穏やかに見ていた。


「ぐううう~」

 村に着くなり今度はあなたのお腹がなった。

「さて、そろそろ何を食べるかを決めようぜ。俺はラーメンだな」

 戦士のボイはよだれを垂らしながら言った。

「だらしなくってよ。ワタクシは村の特産品を使った料理が良いと思ってよ」

 ドゥーニャはボイに注意しつつ提案した。

「私は、あのお店が良いです」

 マナは指差しで店を示した。

 その先にあったのは村の穏やかな雰囲気にはミスマッチな豪華な看板が下げられた派手派手なお店だった。

 あなたは記憶を探り街まで噂が流れてくるオムライスで有名なお店があったことを思い出した。


ボイに任せてラーメンにする。

「ガッツリ食べる君が好き」へ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894917063/episodes/1177354054895406370


ドゥーニャに任せて村の特産品を使った料理にする。

「地産地消が良いと思います」へ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894917063/episodes/1177354054895491891


マナに任せて豪華な雰囲気のお店にする。

「品質に見合った対価というものがあるものです」へ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894917063/episodes/1177354054895492047


街まで噂が流れてくるオムライスで有名なお店にする。

「意思決定は自己決定で決まり」へ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894917063/episodes/1177354054895534886

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