第130話 参考動画再生

イベントの日、スケボー技を聞いて回った。のっけに技じゃなくてトリックだよ、と教えてもらったっけ。

画面の中の自分の声。

「それはー?」

「チックタック」

「それはー?」

「パワースライド」

「それは何ー?」

「ショービット」

ほぉー、へぇー、ふーんと感心しつつ、練習を撮影。

コースのトライアルもしていたので、それも撮ってあった。

オートリバースにしておいたので、満足するまで見て下さいよ。

隊長さんの横へ行く。

「これで練習してくれるようになると、怪我人も出ると思うんだけど…」

「出るでしょうな」

懸念が一つ。

「怪我して休んでも給料は出るの?」

「いや、出ません」

当然という顔。だよね。あー、拙いなぁ…

「練習する人からは、小銭でいいから徴収して積立て」

「うん?なぜそんなことを?」

「お金を出しあっておいて、怪我した時は治療費の全部じゃなくても、一部をそこから払ってあげる」

大怪我は無いような気はするが、治療費の補填ぐらいは出来るといい。




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