第81話 まだ三日目
夕方にマリアネがヒマワリを持ってきた。
「花の差し入れ初めて」
ありがとうと笑って受け取る。
「男共は食べ物ばっかでさ」
「ああ、分かるわー」
しょうがないよねと、また笑う。
「で、さ」
「で?」
「今夜ヒマ?」
「いつでも暇よ?」
「良かったー、じゃあ」
さらに紙コップを折るのに参加してって。
「まだ三日目だけど?」
予定の分より三割増しぐらいで折ったはず。
「当日の予定数、売り切っちゃったの?」
「そうなのよ、もう大好評で」
初日は売り切れでゴメンナサイして、翌日は増やしたけど昼過ぎすぐ、また売り切れ。そして今日は予定の倍にしたけど、夕方まで足らなかったと。
そりゃ、紙コップも足らなくなりそう。
「明日の分はあるけど、最終日まではちょっとね」
「肉はどうしてるの?」
「仕入れの肉屋を増やしたわ」
ああ…シメるの追いつかないのね。
「今日ぐらいの感じで最終日までいけたらって」
「次にやるときは、数量限定かな?」
「最初からそうしとけば良かった」
大繁盛すぎて、お疲れのよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます