勇者トシのハーレム願望記~その2~
魔王ネロから依頼された
こちらでも泥炭は冬場に暖房の燃料として使われているみたい。まさか、こんなもので大麦麦芽を乾燥させる熱源にすると、ウイスキーに香りが付くなんて誰も思わないよねぇ。そもそも、この辺でウイスキー作ってないし。
それはさておき、目的の半分を達成して意気揚々な僕。もうなんでも来いって感じだね。
なんといっても、この旅には華がある。天使の羽の三人だ。
リーダーのアデリナさんは大人の魅力たっぷり見た目もバインバインである。
ビアンカさんはルンの猫獣人で幼顔。これでメイド服を着て語尾ににゃんを付けられたら、秋葉原ぶっ飛べ!
そして、僕の一番の推しである、ステファニーナさん。ラノベなんかだとエルフは超絶美形に描かれたりするけど、この世界ではそこまでではない。ないけど、それでも美形なの間違いない。
そんな三人と毎日楽しく過ごす日々。魔王ネロ、グッジョブ!
今のところ野営するようなこともなく、毎日町や村の宿に泊まっているのでとても快適。そんな宿で楽しく美女三人と食事をし、お酒を飲む。楽しくないわけがない!
たまに街道で白狼がモンスターを発見しても、
「ここは僕に任せてください!」
と僕の武勇を煌びやかに演出するオンステージとなるだけ。
「えいやぁ~! とぅ~!」
華麗に槍を振るい、舞っているかの如くバッタバッタとモンスターを倒して行く。
「闇のプリンスの弟子とは聞いていたけど、本当にいい腕してるねぇ」
「凄いです! 格好いいかも~」
「というより、私たちの存在意義ってなんでしょう?」
「「……」」
そんなことは気にしなくてもいいよ。君たちはそこにいるだけで十分なのさぁ~。三人の元に戻って前髪をハラリと払って格好よさをアピール。
彼女たちの目はハートマークに違いない!
いつでも熱いベーゼでお出迎えしてくれてもいいんだよ? ベイビ~たち~。
なのにだ! なんで白狼がモフモフされているんだ! その場所は僕のはずだろう!
魔王の手先め! とことん僕の邪魔をする気だな!
必ず、この旅で僕は大人の階段を登るんだ!
絶対だからな!
誰も邪魔してませんにゃ。トシの被害妄想ですにゃ。
モフモフは正義なだけですにゃ。
その3へつづく~
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