アイドルみたいに歌えない⁈
ある意味、悩みとは言えないようでそうでもないような悩みである。私は悩みと無縁な訳ではなく、楽しいことをしてそれら全てを隠しているだけなのだ。寧ろ沢山の悩みがあるし、その全てが解決できる訳でもない。多分、最低でも常人の三倍くらい悩みがあるのではないだろうか。余計なストレスを溜め込みやすいので、悩みはなるべくない方がいいのだが。
実をいうと、私は普通の子みたいには歌えない。まず、声が生まれつきおかしい(アニメ声に近い)のと、真面目に歌う癖があるので、高校時代には合唱曲と、大学時代(打ち上げ?)にはオペラのようだと言われる程だった。だから周りの子がアイドルみたいに歌っていて、逆に羨ましかったのだ。楽しく歌っているのに、私一人だけ声が違うという事実は、その後の私のカラオケ人生に影を落とした。この時点で既に身近な人が気づいていたら、私は声楽の道に進んでいた可能性もあるが私は空想を形にするのが大好きだから、やめておいた。
最近耳にしたことだが、どうもボカロなどの音声合成ソフト以外にも歌声編集ソフトというのがあるらしい。歌声や楽器の音を好きなようにエディット出来るようだが、それが逆に恐ろしいと感じた。というのも、生の歌声は必要なくなってしまうかもしれないのだ。コレが普及してしまえば、声で悩むことは無くなれど個性のない声が溢れる可能性が高い。少なくとも低いとは言い切れない。コンピュータの進歩はここまで来ている。それは我々を豊かにする一方で、何かを失わせることに繋がっているのだろう。
ちなみに、私のカラオケでの点数が気になる方もいるだろうことを見越してここに記述しておくと、どんなに調子が良くても最高は九十二点くらいである。その上、この点数でも親友に負けてしまう。尤も、私自身は難しい曲ばかり歌っているというのもあるのだが。音程を正確に取るのが難しい曲ほど良い曲が多いから。それでも好きな曲が歌えるというのはこの上ない喜びであり、楽しみでもある。
実は、ライブでもたまに音を外す人がいるらしいがプロである以上、そんなことがあるの?と思ってしまった。しかし、歌唱力がそこまで高くないのに人気の歌手も中にはいるようで、何故?と思ってしまった(歌詞がいいのか、歌手本人のルックスなのか……)。
とはいえ、トーシロの私はプロには遠く及ばない。少なくとも親友を超えられないと、同じ土俵には立てないだろう。そこまでする気はゼロだが(歌声自体は澄んでいて綺麗だとも言われたが、私としては……)。
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