父娘

勝利だギューちゃん

第1話


私はテスト勉強をしていた。


「疲れた・・・甘いもので元気を出そう」


外はもう寒い。

上着を羽織って、私はコンビニへと出かけた。


私は、福原モカ。

花も恥じらう(死語)女子高生。


父と2人暮らし。

母は、お空へ帰る事のない単身赴任に出た。


父は私には、つかずはなれずの関係を保ってくれている。

それはありがたいのだが・・・


「どこか行くのか?」

居間にいた父に声をかけれる。


「コンビニ」

「夜だから気をつけてな」

「うん」


私は思春期。

年頃の女の子が夜に出かけるのを、不安に思わないのか?

それが、逆に気になった。


近くのコンビニに来る。

同じ事を考える人は多いので、学生さんたちを見かけた。


「モカじゃない?」

「あっ、リオか・・・」

「あっは、失礼ね」


親友のリオに出くわした。


「モカも、夜食?」

「ううん。私はお菓子」

「そうなんだ。おじさんは何も言わなかった?」

「うん。うちは半分放任だから・・・」

「いいな。うちのお父さんは、うるさくてさ。娘を信用してないのかな」

「私は少しは心配してほしいけどな」


隣の花は赤いという奴かな・・・


「あっ、スマホが鳴った」

リオが言う。

「もしもし?あっ、お父さん。何?」

しばらく話して、スマホをリオが切る。


「何だって?」

「何でも・・・ついでに、新聞買ってきてくれって」


なんだかんだで、リオも父子仲は、悪くはないようだ。


お父さんも甘い物が好きだったな。

ついでに買っていこう。

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父娘 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu

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