一文目からやられ、ヒロインの語り口の可愛さにまたやられました……。ふんわりとした色彩で描かれた絵本のような、味わい深い物語。ぜひ、堪能してください!
2025年7月25日『蜂蜜記者と珈琲騎士 ブリンディル王国事件録』が角川文庫様より発売です! 《書籍化作品》 『身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中 …
海から来た陽子はまるで人魚姫のよう。「白いワンピース」でちひろさんの絵が思い浮かびました。優しい筆致の中にも、自然と人との相容れない距離が巧みに描き出され物語に引き込まれます。絵本にして欲しい名作。
くまぐすのように生き残るでしょう。海斗は彼を継ぎました。ひとりの男が作られましたね。
短編というのは、短い文章でどれだけ読む人に伝えられるか、という難しさがあります。冗長になってはいけないし、短すぎても足りなくなる。このお話は、その辺りの塩梅が素晴らしい。海で出会った陽子と海斗…続きを読む
とても可愛らしい文章で語られる、若い男女のラブストーリー。冒頭から強烈なジャブを読者に放ち、徐々に明かされる世界観に釘付けにされます。海と陸の境目はどこにでもありますが、二つの世界の境界線は、国…続きを読む
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