何気ない穏やかな日々が一番愛おしいと思わせてくれる心あらわれる物語

恐ろしい見た目ゆえに、『化け物』と呼ばれて忌避され、屋敷で主人の帰りを待ってたったひとりで暮らす青年。

ある時、その屋敷に逃げ込んできたのは、不思議な目を持つ少女。

悲鳴を上げて逃げられるかと思いきや、少女は青年を怖がらず、一緒に暮らし始めることになって……。

少女・フリニアーデが来たことにより、少しずつ変化し、色づいてゆく日々が丁寧に描かれています。

思わず、「いまのこの暮らしがずっと続きますように!」と祈ってしまうのですが、残念ながらそうは問屋が卸さず……。

彼等の物語を、どうぞ最後まで見届けてあげてください!(*´▽`*)

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