陽子、のなかで一番「よーこ」という表記が似合う主人公。童話のような不思議な世界観の作品に、きっと引き込まれます。気がついたらもう一度読みたくなる、そんな素敵な物語です。
こんにちは、かいるです。一年くらい休んでたので、その間にカクヨムがめちゃめちゃ進化してたらどうしようと思ってたんですがあんまり変わってなかった。
一文目からやられ、ヒロインの語り口の可愛さにまたやられました……。ふんわりとした色彩で描かれた絵本のような、味わい深い物語。ぜひ、堪能してください!
くまぐすのように生き残るでしょう。海斗は彼を継ぎました。ひとりの男が作られましたね。
短編というのは、短い文章でどれだけ読む人に伝えられるか、という難しさがあります。冗長になってはいけないし、短すぎても足りなくなる。このお話は、その辺りの塩梅が素晴らしい。海で出会った陽子と海斗…続きを読む
舞台は和歌山県田辺市。山側では熊野古道で有名なこの街ですが、海側も物語で溢れています。ヒロインの陽子は水木しげるも描いたことがある和歌山のとある妖怪。だからと言っておどろおどろしくもなく、彼女の…続きを読む
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