第21話 12月24日 AM

アラームの音で起きた俺は時間を確認する

朝7時

サヤが通勤で使う駅に向かってみる


8時すぎ、サヤらしき人は見当たらない


9時になっても見当たらない

さすがにこの時間で居ないのなら今日は休み…か違う駅から行ったか


駅のカフェに入り、席に座りネットニュースをチェックする。

その関連のニュースはない


心配しすぎ……か


何故か急に冷静になった俺は適当に買い物をし、家に帰った



ポストに妙な紙が入っていた


「今欲しいものは何かありますか?

下記の番号に連絡ください

080~××××~△△△△」


なんだこれ。

書いてある番号を、アドレス帳で、見るが登録はされてない


気持ち悪い…


俺はそう思い不要チラシのゴミ箱に捨てた









僕が起きると姉貴は珍しく起きて早速着替えて、

姿見で、チェックしていた


なんか姉貴、そっち系のビデオの人みたい


そう言うと 「若いねーその考え」

といい終わったあとに軽く頭を叩かれた


「カズマはこれ着てね」

と姉貴に渡された服は

全部茶色の頭のフードに角がついてるトナカイの服だった


え、これ来て行くの?


「そうだよ、私がこの格好なんだから、あんたはトナカイじゃん」


こんな事して、怒られないの?喧嘩して出ていったんだよね?


「大丈夫だって、今日はハルの誕生日だし、私たちの記念日だし、世間はクリスマスだよ!、もうそれに任せるしかないじゃん!」


いやまぁ、当事者がいいならいいけどさ


「そうでしょ?、あと電話来た?」


いや来てないよ、あれ怪しすぎるし絶対かけてこないよ


「まぁいいや、今、何時?」


今?僕は時計を見た


丁度、正午になるとこだね


「夜9時には、戻ってきてね」


あぁわかった。僕は姉貴にそう言って出かけた



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る