夏目漱石の夢十夜を読んだことがなかったので、ネットであらすじを読んでこの話のオチに納得。ホラーのようでいて哀切を感じる恋物語の後日譚とも感じる胸に沁みるお話。彼女が誰を想っていたのかは分からないが、綺麗な百合が咲いてよかった。
風雅な文章に誘われるように、何が起こるのだろうとゾワゾワしながら読みました。不気味で怖いのですが、何故か美しい。不思議な感覚の読後感でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(264文字)
もっと見る