第4話先行公開


 リズムゲームの一つであるスターゲート、それを広めようという意図は読み取れる記事ではあった。

しかし、ビスマルクには何か陰謀を思わせるような箇所を一部分で感じていたのである。

「途中から読んでも大丈夫か」

 そう口に出したのは、真実を語っていそうな箇所が少ないという事もあったのだろう。

雑誌の流し読み等とは事情が違うのに加えて――。

(このメーカーは、確か本社は違えど――)

 ふと見えたゲームメーカー名、それは草加市に別の部署が存在するゲームメーカーだった。

他にも草加市に存在するゲームメーカーはあるが、部署のみがあるのはここだけだろうか。

ビルの写真が使われていないが、どういうビルなのかの他所うは出来ている。ビスマルク自身もゲーセンへ遠征する際に見かけた事があるためだ。

(あのビルで――間違いないか)

 部署のビルという事もあり、関係者以外は立ち入り禁止だろう。ビスマルクが言っても門前払いが関の山である。

しかし、ゲーセンのロケテストで社員を見かける割合が多いのは事実なので、そこで真実を聞きだすのは――企業秘密と切りだされない限りは大丈夫か。

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リズムゲーム・スターゲート『プロット素案』 アーカーシャチャンネル @akari-novel

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