特別章2-2 人見知りな私と1枚の写真
「そうだ、
放課後、いつものように3人(とブルース)で集まって備品を整理していると、唐突に
『おう、いいぜ! なんなら、今日行ってみるか!』
なので、私の代わりにブルースが返事をすると、
これがサブリミナル効果というやつでしょうか?
多分違うと思いますけど、そういうことにしておきましょう。
「というわけで、
「いや、さっきから片付けやってるの僕と
「そ、そんなことないわよ! ね、
うーん、どうだろう。
正確には、
「ちょ……
と、
いけない、いけない。
どうやら、いつもの沈黙が意味深なものになってしまったようです。
ここは先輩として、ちゃんとフォローをしなくては。
『嬢ちゃん。何事も適材適所ってやつだ。ほら、この前、棚を整理しようとしたら逆に散らかしちまっただろ? だが、そのおかげでこうして備品整理をしておかなきゃいけないって、こいつに思い知らせたんだから、凄い才能だぜ!』
「……それ、褒めてるの、ブルース?」
褒めてる褒めてる。
私の中では拍手喝采ものです。
「……まぁ、そういうことならいいんですけど」
「そうそう、だから
「あんたには言われたくないわよ!
「だから、何で僕のときだけそんなに噛みついてくるんだよ!?」
こうして、しばらくは
でも、ついこの間までは、そんなこともなかったんです。
色々あって、
私も、なんとかその雰囲気を充満させないために、ブルースと一緒に渾身の話術で場を盛り上げたのですが、駄目でした。
もうめっちゃ滑ってました。
思い出すだけで恥ずかしい黒歴史です。
詳細は私の口から話すべきではないと思いますので、ここでは割愛させて頂きます。
まぁ、そんな私の苦労が実ったのかどうかは分かりませんが、ちゃんと仲直りはできたみたいです。
私も話を聞いたのですが、どうやら事の発端事態が2人の可愛い勘違いだったそうです。
なので、今ではこうして、いつも通りの2人に戻りました。
本当に、
「……あれ? なにか引っ掛かってる?」
なんて、私が感傷に浸っていると、棚にあった箱を整理していた
「……写真?」
「……ん? これって今のこの場所よね? ちょっと写真は古いみたいだけど……
そう言って手渡してきた写真を見ると、そこには
インスタントカメラで撮影したのでしょう。
そして、驚いたことに写真には今から10年ほど前の日付が記載されていました。
でも、それよりももっと驚くべきことが、この写真には写っていました。
「ってことは、僕たちの先輩の活動写真ってことかな?」
「へぇ~、じゃあ、結構歴史がある部活だったんだ。私たちより部員も多いみたいだし」
「いや、そりゃあ僕たちは今3人だけだし……ん、どうしたんですか、先輩?」
「 !」
「先輩?」
それでも、私はすぐ2人に返事をすることができませんでした。
何故なら、そこに写っている写真の人物の中に――。
『Wonder Land』の店長である、
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