第46話 “アベノマスク”配布は「選挙」システムで!
安倍晋三総理が新型コロナ対策として『国内の全世帯に2枚ずつ配布する』と発表した布製マスクの配布が4月13日から始まったようです。配布を担うのは日本郵政で、同社が持つ全住所配布システムを利用するらしいのですが、不安もあります。
配布されるマスクは、総理自身が国会や記者会見で実際に使用しているマスクと同じ布製マスクということですが、テレビを見ている限り、周りの閣僚や官僚がつけているマスクに比べひと回りか、ふた回りも小さいのが気になります。分かりやすく言うと、安倍さんの顎までカバーできていないですよね。菅義偉官房長官のと比べても明らかです。基本的に、“安倍一強内閣”なのになぜ官邸内で“閣内不一致”が起きるのか判りません。実際にマスクを受け取った方の感想に『小さい』『ゴム紐が伸びない』などの不満もでているので、安倍さんに任命された大臣たちもあのマスクの有効性、安全性、そして付け心地に違和感を抱えているのでしょうか。
不安の一つはマスク自体の仕上がりではなく、配布方法です。日本郵政の全住所配布ですが、一般配布の年賀状でさえ、配達員が業務を怠り多くのはがきを破棄したケースが何回となくありました。また、最近は広告チラシをアルバイトが郵便受けに直接投げ入れるポスティングというシステムが一般化しています。イメージしてみて下さい。集合住宅では多くの郵便受けが並んでいます。そのひとつひとつにチラシが差し込まれている光景。同様にマスクの入った封筒が差し込まれている。投げ込みも比較的容易ですが、取り出しも容易です。私自身は“性善説者”ですが、郵便受けの安全性が十分に確保されているとはいえない状況下とネットなどで見られる不心得な転売者の実態。この現実から推察すると、盗難のリスクもあるわけで、政府の狙い通りにマスクの全戸配布の方法にも疑問符が付きます。
ではどうすればいいか。マイナンバーです。マイナンバーカードの普及は全然進んでいませんが、通知カードは届いているのですから市町村では住民とマイナンバーの管理は出来ているはずです。ならば、日本郵政の全住所配布システムではなく、各選挙の投票用紙の“配布システム”を利用すればよいのです。郵送するのは引換券のみ。選挙と同様に最寄りの小学校などで交換する仕組みです。そうすることで、総額466億円と言われる経費のうち、郵送費も半額程度節減できるはずです。幸い多くの小学校は休校中であり、体育館の利用も簡便です。地区別に受け取り時間を調整すれば、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」のいわゆる“3密”も防ぐことができますし、確実に全戸への配布が可能になります。また、マスクの規格に対する不満やその他の理由で支給を断る人はもらわなければ、市区町村は不足する施設へ多めに配布することもできます。
基本的には巨費を投じての“アベノマスク”配布には反対ですが、どうしてもやる以上はこの程度の工夫は最低限望みたいものです。
後は麻生副総理兼財務大臣ですかね。何かと物議を
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