第42話ラブレター。
「えーとねー、最初は足にありったけの魔力を込めて正面にダッシュして感覚を掴むといいよ。」
俺は今、リンにソニックインパクトの使い方を教えてもらっている。
「よし、せーの!。」
ユウトはありったけの魔力を足に込めて地面を蹴る。
するとユウトが消えた。
世界が止まっているように見えた。
「おお!、すごいぞげべぇ。」
その速度で運動場の壁に激突した。
「....言い忘れてたけど、これ、一番難しいの止まることだから。」
そうリンがいうとユウトはフラつきながら起き上がりリンに言った。
「おい、わざとお前言ってなかっただろ。」
ツッコミをが、リンが一切目を合わせず言ってきた。
「....さあ、続きをやろうか。」
ああー、こいつに何言ってもこれはダメだわ。
先に折れたのはユウトの方だった。
結局1日やった結果、移動はできるが止まることができないため始めとあまり変わってない。
「....こればっかりは熟練度、仕方がない。」
使用者のリンが言っているんだ、ほんとのことだろう。
日も暮れてきたし。
「今日はこの辺で終わりにしよう。」
ユウトが言うとリンは無言で頷いた。
家に帰ってくると、お姉ちゃんが先に帰っていた。
「ただいま、お姉ちゃん。」
「あ!、ユウトおかえり〜。」
ベルは椅子に腰掛け紅茶を飲んでいた。
「いいな〜お茶。」
ユウトの心の声がそのまま口に出てしまった。
「最近寒くなってきたしね〜、よし!お姉ちゃんがとっておきの紅茶を入れてあげる!。」
お姉ちゃんが自信たっぷりに言うと席を立ちキッチンに向かった。
いつもメイドのナールさんがご飯を持ってきてくれるけど一応は必要最低限のキッチンがあるのだ。
ユウトはベルのお言葉に甘えて席に座るとズボンに違和感があった。
ポケットに手を入れると。
出てきたのはリンの手紙である。
あ、そういえば帰ったら開けてねとか言ってたっけ。
開けようとするとすぐ横でガッシャンという音がした。
慌てて振り向くとベルが顔を青ざめていた。
「もももももももしかして、そ、それはラ、ラブレター!?。」
そう言うベルにユウトは。
「違う。」※ほんとはラブレターであってほしい。
秒で答えた。
「はぁ〜なんだぁ、よかったぁ〜。」
ベルは安堵のため息をついて椅子に座る。
「あれ、コップ割っちゃったんでしょ?掃除しなくちゃ....あれ?。」
さっきまであったコップの破片とこぼした紅茶がなくなって代わりにナールさんとテーブルに紅茶が置いてあった。
ん?、さっきまでいなかったよな?いや、でもいまここで突っ込んだらダメなきがするからスルーしよう。
この状況を綺麗に流す一言。
「ありがとうございます。」
ユウトが言うとナールさんが答えた。
「いえいえ、こういうのが私の仕事でございます。」
言った瞬間にナールさんがシュパ!という効果音を口で出しながらきえた。
....一体何だったんだろうか。
気を取り直しつつ手紙を開ける。
内容はこうだ。
行き先、クウリウル雪山。
日にち、5日後。
集合場所、門の前。
適切な装備でくること。
遅刻厳禁、遅れたら日が昇ると同時に十字架に吊るして聖火で焼かれると思え。
リン・メイユイ。
「「....こわ!!。」」
手紙を読み終えるとユウトとベルは同時に同じことを言った。
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