第40話待ってたぜ。

突然だが、3人で図書館へ来ている。


理由はもちろん盾の強度を高めるためだ。


なぜ3人で?クルルだけ行けばいいじゃん。


て、言うと思うだろ?。


3日目。


「図書館へ一人で行くの無理、お前らも来てくれよ。」


クルルがドンヨリした顔で言ってくる。


「えー、でもこっちも盾の練習で忙しいんだよ〜。」


と、ユウトが言いながら0.5秒という異様な速さでプリトウェンを出しリンが顔を盾の方へ向けずに槍だけをこっちへ向け攻撃し、プリトウェンが貫通して消滅した。


それを見ていたクルルがすかさずツッコミを入れた。


「いや、十分早いだろ!。」


そんなことをクルルに言われたのでリンとユウトは顔を見合わせてリンはため息をつきながら了承をした。


別に俺的にはそこまで断る気もなかったので図書館へ3人で行くことにした。


ということで俺とクルルは裁縫の仕方の本をを読んでリンは普通に読書をしていた。


今までプリトウェンは大雑把にアンモナイトの殻のような感じの盾であった。


それを外側から編み状に星型で小さくしていくそれをまた大きくしていく、その編み方をすれば硬くなるかもしれない。


ユウトは室内運動場へ行こうとするが立ち止まりクルルとリンにこういった。


「ちょっと思いついたことがあるからさ、今日はここで解散、また明日朝室内運動場で集合、じゃあな。」


とだけ言って走って言ってしまった。


それを見たクルルが。


「おいおい、この大量の本をどうすんだよ....て、ん?コレ俺が一番求めてた本じゃねーか!。」


と言いながら机の上に大量の本があり片さないといけないという微妙な感じになっていた。


一方、リンの方は完全に聞いていなかった。


早速室内運動場に着いたユウトは円状のプリトウェンの中に星型に魔金属を編み込んでいくイメージをしながらプリトウェンを出す。


すると出たのは出たのだが、すごいぐちゃぐちゃした感じの表現のしづらいものが出てきた。


何回出しても一向にできる様子がない。


ここまで細かいと一回編んでから感覚を掴まないといけないらしい。


最初は、プリトウェンと星型を作る帯を別々に生成する。


それで手をわしゃわしゃしながら操って行く。


一応器用な方だと思っていたが意外にうまくいかない。


丸一日やっていればできるようになるだろう。


そんな感覚でお昼を過ぎた頃までやっていた。


すると、


「お?、おお!。」


だんだん形になってきた。


そして時間は経ち、朝の鳥のさえずりが聞こえる頃、リンとクルルが室内運動場にやってくる。


そこには自信たっぷりの顔をしたユウトが待っていた。


「おはよ、待ってたぜ。」


「....できたの?。」


朝なのにクールな顔でリンが言ってくる。


ユウトが無言で頷く。


布袋からリンは槍を出して構える。


ユウトはギンノテを出し、リンの方へ向けて新生プリトウェンを出す。


その瞬間、リンの姿が消えると同時に盾の前で轟音が起きた。




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